投手 柿木(大阪桐蔭)
吉田くんにすべきだという同調圧力から逃れられない大会ではあるのだけど、誰も見ていないブログなので、我を通します。先発・リリーフいずれも担いつつ全試合登板で防御率1.00は圧巻。悲願の胴上げ投手となった。

捕手 芦谷(済美 2年)
有馬(近江)のネームバリューが先行するも、2回戦の「熱投」(敢えてこの表現を使います)で疲弊するエース山口を気の利いたリードで導き、その後3試合の好投を演出したこの人の技量を過小評価気味ではないか。打ってもふたつの決勝打含む貴重なタイムリー4本。

一塁手 北村(近江)
スタメンでは三塁起用も、出場機会のおよそ半分をこの位置でも記録しているので。
智辯和歌山戦の2発、常葉大菊川戦での6打点など、4番打者としての重責をまっとう。

二塁手 矢野(済美)
8打席連続出塁の木代、「強打の」という枕詞が必要となくなるほどに二塁手然たる佇まいの山田(大阪桐蔭)ら多彩な候補を擁するも、星稜戦での劇的弾のみならず、最初から最後まで打ちに打ったこの人の功績は頭ひとつ抜けている。守備も堅実。

三塁手 中川(大阪桐蔭)
優勝すればどんな成績であっても選ぶつもりでした。この男の存在なくして史上初2度目の春夏連覇はなしえなかった。決勝戦後の涙には思わずもらい泣き。

遊撃 根尾(大阪桐蔭)
3度目の胴上げ投手こそ柿木に譲るも、甲子園通算19試合中18試合でヒットを記録。投攻守で相変わらずのハイパフォーマンスを披露し、観るものを魅了し続けた。決勝戦では有終を飾る豪快弾。

外野手 住谷(近江 2年)
9番打者(8強では6番打者)ながら4試合すべてにマルチヒット以上、通算13打数10安打2四死球の大活躍。北村が光ならこの選手は陰のヒーローとして8強入りの原動力となった。

外野手 藤原(大阪桐蔭)
内容的にも圧巻の大会3発に、走塁・守備でもずば抜けた活躍ぶり。3度の全国制覇に中心的存在として関わり、伝説の球児となった。

外野手 青地(大阪桐蔭)
出場2試合で打ちまくった鯰田(星稜)と最後まで悩むも、最強集団の栄進を名脇役として支えてきた実績に敬意を表して。この選手がいなければ、今年の桐蔭に最後まで2番を任せられるタレントは現れなかったのではないか。