2月25日
順位予想確定

2月21日
文章もアップしました。最終決定はあくまで金曜(24日)まで持ち越しますが、8割型はこれで決まりかなとは思っています。

2月16日
とりあえず順位更新。出来れば明日までに文章も追記します。

<昨年の予想結果>
J1の大宮同様、評価の割れていた札幌をきっちり上位予想できたので、1~4位の顔ぶれは的中。ただ、流石に優勝まで持って行くとは予想できず、ある意味ジンクス頼りだった松本の自動昇格圏予想も外れてしまったので、歓びも中くらい程度に留まった。
また、前年7位クラブの降格や昇格組の躍進というのは16年同様の傾向でしたが、なかなか具体的に予見するのは難しい部分。とはいえ、前者をPO圏、後者(のうちの山口)を降格圏に入れたのは失態と認めざるを得ず、今年は同じ失敗をしないようにしたいところ。

1位 名古屋グランパス 注目選手:永井龍
メンバー的には2年前にセレッソが落ちてきた(あるいは去年でも良いですが)ときみたいな、実力者は一通り揃えたけど、ある意味ごった煮な構成になっているので、料理人の腕が良くないと、持て余すなり使い潰すなりに終始してしまうのですが、今年の名古屋にその点の心配をする必要はないでしょう。
絶対的とまでは言えないですが、今年のJ2において基本的には頭一つ抜けたチームだと思っています。追いかけてくるクラブ次第ですが、やや序盤つまずいた場合でも、一昨年の大宮くらいの水準ではフィニッシュできるはず。

2位 松本山雅FC 注目選手:橋内優也
浦和について考える場合と同様、去年昇格こそ逃したものの、自動昇格組と何ら変わらない水準の勝ち点を上げ、指揮官・選手ともにそのベースが崩れない形で今季を迎えられているので、計算が立ちやすい。
戦力分析でも書いた通り、思い通り行かない部分があれば現実的な修正をかけていく指揮官の手腕にも信頼が置けますし、上位からこぼれ落ちる展開というのは考えづらいのかなと。

3位 モンテディオ山形 注目選手:鈴木雄斗
図抜けた選手がいない代わりに、どのポジションも選手層が分厚く、どの選手が出ても大きくクオリティが下がらなさそうなのが高評価の要因。昨季大低迷しての今季というサイクルも、チームとしての一体感が不可欠になる木山体制初年度においては却ってポジティブに判断できるのではないでしょうか。

4位 湘南ベルマーレ 注目選手:杉岡大暉
J2の舞台では量のみならず質の面でも上位のものを発揮できるでしょうし、ややネックと言えなくもない得点力の部分も大きな不安にはならないはず。高卒新人の杉岡はじめ若い選手、新しい選手も多数抜擢されそうで楽しみ。順位をつけねばならないというだけで4位にしていますが(勿論、その事自体の責任は負います)、2~4位に関しては殆ど差のない状態だと思っています。

5位 徳島ヴォルティス 注目選手:ヴァシリェヴィッチ
J采配1年目の監督でパッと上がるケースって、チョウさんにせよ、ユンさんにせよ、井原さんにせよ、それ以前にヘッドコーチなりで相応の経験を積んできているケースが殆どなので、ロドリゲス監督の手腕は未知数…と考えていたのですが、開幕前の調子は抜群に良いんですよね。
補強も上手く行ったので概ね各ポジションの構成バランス、選手層も良好。唯一、福元と橋内の抜けたCBは新加入のヴァシリェヴィッチが評判通りのパフォーマンスを見せてくれないと指揮官が志向するスタイルを遂行しがたくなるので、彼の働きがかなり大きなウェイトを占めてくるのかなとは思っています。

6位 アビスパ福岡 注目選手:山ノ井拓己
前年最下位降格のクラブは、翌年上位争いにすら加われないケースが続いているので、単純戦力だけで説明しきれない難しさもあるのですが、今年の福岡は特に良いんですよね。アタッカーだけで見ると金森が抜けたとはいえ、石津・山瀬・ポッピなど総合力としては1ランクアップしたくらいの補強をしているわけで。
結局、7位以下にするつもりだったけど、言い訳がましくPO圏内には残すという形に。絶対的な存在に欠け、ベテランの神山が開幕に間に合わないかも…という中で、セレッソとのTMに主力組で先発し、無失点に抑えた高卒新人の山ノ井が中村航輔のような若き守護神に定着するなら、一昨年の再現もありうるかもしれません。


…で、今年はPO圏の枠数同様、ここまでを1グループと捉えています(徳島、福岡は元々外す予定だったのを繰り上げた形です)。

7位 京都サンガFC 注目選手:田中マルクス闘莉王
昇格は逃したとはいえ、せっかく昨季のメンバーで徐々に積み上がりつつあったものを、ここまで派手に解体しなくても…というのが傍目の意見ですが、まあ名古屋とくらべてももう一回り濃いというか、無骨な選手たちが揃ったという印象で、それを采配1年目で年齢的にも若い布部さんがどこまで掌握できるのかという部分は予想をする上での悩みどころ。
セレッソサポとしても、あの14年シーズンで、そういう苦しさは大いに味わっただけに、(元セレッソの)布部さんに対する期待や愛着はあれど、単純に「難しそうだなあ…」という印象が先立ってしまう。個の力で何とかしてしまえなくもない序盤よりは、各クラブの戦術が積み上がってくる中盤戦以降の出来が鍵になりそうです。

8位 ジェフユナイテッド市原・千葉 注目選手:ラリベイ
戦術的に言うと、新指揮官にはシステムも使い分けながら、ある程度相手に合わせて戦うような引き出しもあると思うのですが、そういう素振りを見せなかったプレシーズンではあくまで基本戦術の構築に集中したのかどうか。
戦力的にはアンカーと1トップでアランダとラリベイの代役(同等の力量であることまでは求めない)を出来る選手が居ないので、その点をいかに解決できるか。
元々の期待値を「昇格」の方に向けざるを得ないクラブだけに、現状では期待4割、不安6割というところで、順位にもそれを反映させています。

9位 東京ヴェルディ 注目選手:内田達也
意外に新指揮官のツテで新助っ人獲得とか、そういうのがなかったのは残念(特に最前線の選手)で、GK陣はやっぱり足元の技術に不安があり、両ワイドの選手にはけが人が続出して、攻撃専門の印象が濃い高木大や中野が開幕スタメンに入りそう…など課題は多くあるのですが、1つ目は夏までに動きがあるかもしれないし、2つ目は慣れも大きいはず、3つ目も安西、安在とも重傷ではないようなので、さほど長引かないでしょう。
…というのが全部上手く行けばPO圏も視界に入ってくるのかもしれません。予想の上では、近年隔年で浮上と低迷を繰り返していることやロティーナ監督がスペイン時代も就任1年目でチームを立て直すことに成功しているケースが多いことに鑑み、一桁にまで乗せてみました。

10位 レノファ山口FC 注目選手:米澤令衣
セレサポ的には、もはやJ3でやることはないけど、今年J1でどれだけ出番があるか…という立場だったので、米澤が山口にレンタルと聞いたときは、「良いクラブに入った」と歓びました。
昨日の広島とのPSMでも得点を決めましたが、足元の技術というよりもゴール前での駆け引きに秀でた嗅覚抜群のスコアラーなので、最前線での起用が妥当で、岸田や大石といった強力なFW勢とも定位置争いで対等近く渡り合えるのではないかと大いに期待しています。
全般にもJ3時代からの主力を多く引き抜かれた一方、他クラブから垂涎の若手を借り受けたり、昨年に続きJ3上位級のタレントを引き抜いたり、またセンターライン等の要所には実績のあるベテランも何人か陣容に加えたりと精力的に動き、米澤はじめ早々に上野監督の戦術へとフィットし、上々の結果を出している新戦力も多い。
前年7位の陰に隠れ、12位のクラブも2年続けて降格圏を彷徨っていたりするのですが、今年の山口はその影響から逃れることが出来るはずです。

11位 ファジアーノ岡山 注目選手:豊川雄太
去年のチームからセンターラインを尽く抜けた上に、完全移籍にこぎ着けた赤嶺や岩政の穴を埋めるべく加入したチャン・ソグォンまでもが怪我で開幕アウトというのが非常に痛い(21日には赤嶺の代わりに1トップ起用が有力視されていた片山の離脱も判明)。
松本から加入の喜山を昨年同様最終ラインで使うようなのですが、そうなると最終ラインに高さがなくなってしまうし…などなどマイナス面を考え始めるとツラツラ出てきてしまうほどに今年は我慢のシーズンを強いられることが予想されます。
去年と同じスタイルでは厳しく、逆に言えば喜山や篠原らの最終ラインからしっかりビルドアップして(櫛引や一森の新加入GKも足元はまずまず扱えますし)、攻撃を作っていけるポテンシャルというのは近年の岡山にはなかったもので、改めてJ1昇格を目指し、チームの幅を広げていくという意味においては、新生への機運とも捉えられる。
そのあたりの成熟次第では、あるいはPO圏内が手に届くやも…というところなのかなと。

12位 愛媛FC 注目選手:小池純輝
愛媛も、山口・岡山同様にセンターラインを多く引き抜かれてのシーズン。ただ、ここまでのプレシーズンは大きなけが人もなく、戦力分析の記事で検証した通り、方向性自体限定される部分もあったゆえ、間瀬政権移行に伴う戦術面の整理も最小限で済んでいるように感じます。
シーズン中盤以降に困らないための補強はもう数人行ってもらいたいですが、総じて今季を占うならば、昨季からの極端な落ち込みは抑えられるのではないでしょうか。
注目選手は毎年お約束のエーコですが、練習試合の結果だけでしか判断できないとはいえ、中に切れ込んでのフィニッシュだけでなく、高さもあるのでセットプレー時にもある程度機能しているよう。戦力分析でロングボールを使いづらくなったと書きましたが、最終ラインの選手も上がってこられるセットプレー時の迫力については、今季もそれなりに保証されているということは付け加えておきます。

13位 大分トリニータ 注目選手:川西翔太
J3優勝の主力が何人か抜けたとはいえ、GKの高木、ボランチの鈴木惇、FWの川西(昨季は3ボランチのインサイドハーフでしたが)や林らセンターラインを中心にJ2上位クラスの戦力を迎え入れられたので十分に戦える陣容が整いました。近年の昇格組同様、センセーショナルな活躍を果たせるか。
ポゼッション主体のクラブはよほど地力がないと最後まで上位を張るのは難しいゆえ、PO圏にまで食い込ませる勇気はないですが、これくらいには置いておきたい存在です。

14位 横浜FC 注目選手:イバ
長年予想している人ほど「一桁順位に入った翌年の横浜FCは危険」というのを肌感覚で察知しているのかどうか、そこまでハッキリ言葉にしているかは別に、各所の評判が思ったほど上がっていない印象はあります。
まあ、かく言う筆者もそんな感じで上位に据えられないでいるのですが…

そして、ここまでの8チームが第3グループ(名古屋が先頭、2~6位が第2)という括りですね。

15位 ザスパクサツ群馬 注目選手:鈴木崇人
戦力分析に書いた通り、戦力的には全然悪くないですから残留のタスクは充分に達成できるかなと。出来ればもう1人くらい助っ人に入ってもらえれば…というところですが、携わる人が変わっちゃったのか、めっきり当たらなくなったからなあ。

16位 FC岐阜 注目選手:ビクトル
下位が常連になっているクラブの中では資金力で一歩上を行くクラブですから、大木さんにチームを渡せば、少なくとも残留というところには、さほど危なくもなく達してくれるのではないかという期待感を持っています。

17位 水戸ホーリーホック 注目選手:佐藤和弘
練習参加していた橋本の加入がなかなか決まらずヤキモキしていましたが、正式に決まったので安心して残留圏内に。彼が加わることで複数のポジションの戦力事情が改善され、戦略の幅が広がるというのは西ケ谷監督のような策士タイプの指揮官にとって本当に大きいことだと思うので。

18位 ツエーゲン金沢 注目選手:大橋尚志
巷では降格を予想する声も多いですが、個人的に抱いている勝手な思い込みとして「具体的な危機感が共有されている状況でのヤンツーさんは強い」というのがありまして、踏みとどまるのではないかなと。
戦力的にも、今冬は昨季の主力を大方慰留できた上、杉浦・佐藤洸ら確かな実力を有するベテランを迎え入れ、さらには将来を嘱望される大橋、垣田、宮崎らも加入しましたから、昨季開幕時よりはずっとポジティブな空気が漂っているように感じています。

19位 FC町田ゼルビア 注目選手:ボリス・タタール
戦力分析でも書いた通り、守備がどうしようもないほどに崩れるところまでは至らないと思っているので、降格まではないと見ているのですが、選手層の薄さもあって苦戦自体は免れないのかなと。タタールが攻撃面も含め、ヨンアピンに劣らないようなパフォーマンスを見せられるなら、もう少し上の方にも置けそうなのですが、あんまり情報が入ってこないので、積極的な評価が出来るような材料もなく…

20位 V・ファーレン長崎 注目選手:パジャルド
順番的には大ジャンプアップの年なのですが、同じ低迷年でも去年と3年前では内容がかなり違っていて、特に失点が大きく増えているのは今季に持ち越しそうな不安材料であり、守備的な役割を期待されて加わった新戦力に関してもあくまでJ2標準クラスのタレントという印象ゆえ大幅な改善を望めるかと言うと…(しかも旧チームからの主力である村上や高杉は故障がち)。
大きな泣き所だったボランチに開幕直前、パジャルドを呼び寄せられたのは収穫ですが、半年ほど所属のない状態で、NYCにも間に合わなかったゆえプレーも観られず仕舞いでは上方修正もかけづらい。
同じく開幕直前に発覚した経営面のゴタゴタについては、2年前の愛媛がまったく意に介することもなく予想を大きく上回るPO圏に届いてしまったので、あんまり気にしてない(寧ろ制裁で勝ち点持って行かれたら大変だくらいの逼迫感が良い方に出たりもするのか)ですが、ジンクス頼みで一桁予想する度胸はなく、岐阜や群馬を例年よりも評価していることもあって、相対的にこの位置まで下がる予想になりました。

21位 ロアッソ熊本 注目選手:グスタボ
絶対的エースだった清武の穴を埋めきれていないのはやむを得ないのですが、どうも戦力の構図がいびつというか、層のやけに厚いところとすごく薄いところに分かれている上、ボランチとかCFとか薄いところに限って故障者が続出しているような状況で、プレシーズンの動向はお世辞にも芳しいとは言いがたい。
本当にこのあたりは差がないので消去法的な選択といえばそれまでなんですけどね…

22位 カマタマーレ讃岐 注目選手:中島大貴
戦力分析で書いた通り、4~5人のベテラン選手に依存するところが大きく、主力と控えの力量差が大きいだけに、彼らに怪我なりが重なったときにガタガタっと行きかねないのが気がかり。
そういうスクランブルな状況でも何とか出来るのが北野監督なのですが、今年は繰り返す通り、個人的に金沢、岐阜、群馬あたりを買っているゆえ、相対的に見て…という形で、どうしてもこういう順位付けになってしまうわけで。。
讃岐の最下位予想は3年前、2年前に続き3回目。過去2回はいずれも外れているので、今回もそうなってもらいたいと願っています。 


・・・以上、群馬~讃岐までの8クラブが第4グループ。ずるい書き方をすれば、この8つから降格が出るという予想をしています。


得点王予想 
高崎寛之(松本山雅FC)