今シーズンはプロ野球の更新を一切しないので、その分じっくり朝ドラ感想記を書かせていただこうかなと。さすがに「純きら感想記」(別ブログ)よりは詳しく書けないですが、ある程度しっかりと内容自体にフォーカスさせながら・・・(特に伏線の張り方および回収のさせ方についての評価は、長丁場の朝ドラにおいて、本当に大事なポイントだと思っているので、かなりシビアに見ていきたい)というものにする予定です。
正直、今のところは名作の予感しかしないのでやる気満々ですが、裏切られる場合も時たまあるので、まあ途中でぶちった場合はそういうことだと察して下さい。


以下、開幕直前だから書ける余計なアレコレ

・宮崎さんの朝ドラ再登板は新たな路線展開への第一歩か?
異例のヒロインオーデなしで主演を張った朝ドラ「純情きらり」(06年春)→近年随一のヒット作となった大河ドラマ「篤姫」(08)への流れを成功させ、ヒロインオーデなしにせよ、幕末ヒロイン路線にせよ、朝ドラ主演→大河主演へのスライドにせよ、ここ10年ほどの両ドラマ制作における起点を作ってきたとも言える宮崎さんですが、めったにドラマに出ない人ということもあいまって、およそ10年ぶりとなる朝ドラ再登板は話題になりましたし(もちろん、近年では「おひさま」の斉藤由貴さんなどヒロインのカムバック自体は多くありますが、主演から10年足らずで「ヒロインの姉」を演じるというのは異例)、前述の3路線に関しても、だいぶ視聴者サイドに「飽き」の要素が充満し始めたところ、 今作におけるある意味での「実験」が、またNHKサイドとしての新たな路線確立に向けてのスタートラインなのかなという気も。
今ここで敢えて具体名を挙げることはしませんが、実現するとすれば、次々作かその次くらいなのかなという予感めいたものはあり、かつタイミング的に松下さん以降のヒロインはまだ早いのかなという感はあります。それ以前というと、今クールでも毎日その顔を見ることになるであろうあの人あたりかな・・・?


・ ヒロイン選考は朝ドラ実績重視?
一方で、ヒロイン自体に関しては、直近の「まれ」、次作の「とと姉ちゃん」と隔作でヒロインの妹役(実妹・義妹の差はありますが)を演じた女優さんがオーデを経て選ばれる流れ。
これに関しては、「まれ」でやや思うようには行かなかったところがあったのかなとは思いますが、「とと~」では、出世作同様、高畑さんの良さを前提に考えた時代物で確実に「狙いに行く」ようなので、期待は出来そうかなと。

でもって、同様の流れが今後も続くかという点で、近年好評を呼んだ「妹役」としてはカチッとハマる人がいるんですよね。もっとも、同ドラマ発としては、もう1人候補になりうる人がいるのかなとは思いますが・・・
また、やや強引ながら、「義姉」まで範囲を広げれば、あのドラマのあの人にもチャンスが?

ともあれ、以前は一度ヒロインと縁の強い役で登場すると、ヒロインともども朝ドラからは店じまい・・・ということが多かったですが(そもそも、もうオーデは受けないということもあったのかな?)、寧ろ主演に向けてのステップということになれば捉え方も変わってくるでしょうし、たまたま2作はヒロインとの血縁者が選ばれていますが、それだけに留まらない(「まれ」で言うところの、みのり・一子・美南)役柄にも巡ってくる可能性は十分にありそうです。


・大河ヒロインはNHK外での評判作考慮にスイッチか?
一方、てっきり朝ドラヒロインからの栄転路線が続くだろうということで、杏さんか吉高さんか、あるいは朝ドラ準主役クラスから満島さんかなどと妄想していたので、NHK初出演の柴咲コウさんがその座に座るというニュースには驚かされました。
とはいえ、作品の大まかな内容を見て納得。人気作「大奥」で演じた剛毅な役回りは、当然今選考において大きな参考資料となったはずで、 すなわち、それが今後の大河におけるヒロイン路線のメインになっていくのではないかなと(もっとも、現在放送されている「花燃ゆ」も井上さんにせよ、朝ドラヒロイン型ではありつつ、作品としての展開は代表作「花男」を意識している面が多々あり、その意味では過渡期にあったものを、よりいっそう一つの方向へと押し進めていった結果とも取れるでしょう)。
まだ本腰を入れては居ませんが、現段階でかなりの部分まで踏み込んだ予想はできる状態とは思いますし、次にヒロインが大河を彩るであろう19年以降の主役は是非ここで明言した上、的中ということに出来ればと意気込んでおります(タイミングとしては、ひとまず18年がどの時代を描く作品かというのを見た上で・・・ですね)。


・・ってことで、本当にどうでも良いことをつらつらと書いてしまいました。当たるも当たらぬも何とかですが、もし当たった際には、全力でドヤ顔させていただきますw