今週中にはもう組み合わせ抽選。時間もないので一気に5校行きます。

橿原
旧チーム同様投手陣は軸になる存在こそいないものの枚数は多く、打線は旧チームからの経験者も多く繋がればビッグイニング創出力も十分というのが秋の印象でしたが、この春は秋まで外野手として中軸を打っていた185センチの長身大西君(右投げ左打ち)が先発。その試合は観れていないのですが、強打の橿学を相手に7回まで2失点に抑えて、一躍主戦格に浮上したか。他にも前述のとおり2年生左腕竹村侑、右腕中山、2年生右腕岡田、香川ら層の厚さはあるだけに、軸となるエースを中心に戦えれば夏を乗り切るだけの陣容は揃っています。
一方、打線は春の橿学戦、多くチャンスを作りながら相手エース扇本くんからもう一本が出ず、8回に4点を喫し突き放された後に1点を返すのがやっとだった。
しかし、堅守巧打の2番ショート西原はチャンスを広げるだけでなく、返す役目も担える要の戦力。4~6番を打つ吉岡(ファースト)、阪本、大西(キャッチャー)は180センチ~185センチ級の長身で迫力があり、8番井久保(サード)あたりも長打力では中軸勢に引けをとらないなど、潜在能力にはピカイチのものがあるだけに、春の悔しさを糧にこの夏の挽回を期待したい。投打がきちっと噛み合って来れば上位陣にも一泡を吹かせるだけの戦力は整っていますから、抽選での入りどころが注目されるチームの1つと言えるでしょうね。

もうひとつ打線に関して言えば、秋に3番を打ってた選手が春未出場で、最新の全校紹介におけるベンチ入りメンバーにも含まれていなかったんですよね。怪我なんでしょうけど、何とか本番までに快方へ向かって欲しいな・・・と。


桜井
甲子園経験者の4番横山(ファースト)に1番キャッチャー山崎、3番ショートの向らは実力者ですが、今年度の奈良県という尺度で捉えるなら、決して打線の力で勝つタイプのチームではない。
それでも経験豊富な小柄な本格派右腕三戸、2年生左腕平尾と繋ぐ投手陣(+右サイド気味の大西という投手もいます)を堅守でサポートして接戦に持ち込み、試合が終わった時に相手よりも1点上回っているという試合運びを真骨頂とし、今春も登美ケ丘、五條をそういった競り合いの中で下しての8強入りは見事。
春8強の天理戦のように序盤から一方的に突き放される展開になってしまうとキツイので、いかに踏ん張って終盤勝負の流れを作れるかが上位進出へ向けての鍵になりそうです。


高取国際
秋は智弁、春は天理と初戦で対戦するという可哀想すぎるくじ運。2度あることは・・・で奈良大あたりと組まれたりしちゃうのかと心配ですが、ともあれ秋春のそうそう出来るものではない経験は大きな肥やしになっているはずで、右の皆巳、光山、左の曽我部の3投手が最後の夏、2強との対戦で培ったものを発揮し、4強入りを果たした10年前の再現となるような快進撃の立役者となれるか。
打線も、秋春ともに振るわなかったものの、序盤から点差を付けられる試合が多かったことも影響しています。動画で見た春の天理戦なんかは安打数自体出ていましたし、小柄な選手が多いとはいえ、決して弱いという感はなかった。
まずは今チームで公式戦初となる1勝が目標ですが、その勝利の勢いに乗じ、8強以上を目標にしてほしい。


帝塚山
とにかく足が速い1番センター亀井とチーム1の打撃センスで新チーム以降は投手もこなす2番ショート家城(2年)がチャンスを作り、中谷(セカンド 2年)、塩本(キャッチャー)、井上(ファースト)らの中軸が返す打線は実力十分。投げては昨夏の一条戦で強打線を相手に三振をバッタバッタ奪っていく姿を観て驚いた速球派右腕徳永に技巧派の西木、前述の家城と豊富。
秋は畝傍、春は御所実という難敵と組まれてのコールド敗退と、ここまで見せ場はないですが、中高一貫から上がった選手たちで構成される小所帯で毎年夏にはしっかりと仕上げてくる伝統があるチーム。ディフェンス面さえうまく回れば格上と見られる相手との対戦でも好ゲームに持ち込めるだけの土台は十分にありそうです。


五條
昨秋天理戦での好投で注目の集まった本格派の2年生右腕中内をはじめ、上島、岩阪の右腕3枚を擁する投手陣を売りに強豪私学相手にもロースコアの接戦に持ち込めるか。
野手陣ではやはり2年生ながら4番を張る湊(秋はライト、春はキャッチャー)が注目されますが、福井(ショート)、山川(2年 ライト)、山中(センター)の1~3番も足が使え、小技が効いての伝統的な五條らしい好選手。それだけに、湊くんも含めた岡西(ファースト)、木村(2年 サード 秋はキャッチャー)らポイントゲッターになる選手たちの活躍で主導権を握ることが出来るかがポイントになるのかなと。