3月1日
ゼロックスカップを観て、予想5年目くらいにして最大級の予想入れ替えを敢行しました。元の順位は見なかったことにしてくださいw

今年から2ステージ制採用と成るJ1ですが、順位予想は従来通り1シーズンを見通した年間勝ち点順を予想するものとします。

1ガンバ大阪 キープレイヤー:東口順昭
元来怪我が多い東口の代役に不安が不在、前線の柱であるパトリックにも夏マーケットで恒例の・・・などという戦力的な迷いが多く、下馬評よりも低い位置に置いていたのですが、昨日の試合を観て翻意。かつての強さと脆さが同居したガンバとは違い、12~13年の広島を思わせる強固にマネジメントされた根拠のある強さを実感しましたから、これは余程のことでなければ崩れる展開は起こりえないぞ・・・と。
ただ、ACLもあるだけに、やっぱり東口のところだけは心配ですね。上記の広島も連覇の間、基本的には西川がしっかりと定位置を守り抜くことが出来たからこその王座でした。その意味で首位予想はリスキーですが、敢えて初志非貫徹(?)で大幅に繰り上げて勝負に行きます。

2名古屋グランパス キープレイヤー:川又堅碁
今オフの補強は少なかったですが、昨夏にレアンドロ、川又らを獲っていますから、元々選手層の厚さは十分。ノヴァコヴィッチ以外の主力選手は昨季からの継続性があるという点で、西野監督もキャンプ~TMなどを通じてほぼ同じメンバーの起用を重ね、いっそうの成熟を図ってきました。

・・・ということを書いていたのですが、レアンドロが怪我で開幕絶望ですか・・・近年のプレーを見てもこの人のフル稼働を求めるのは酷そうかな。。
とはいえ、ノヴァコと川又の2トップはやはり強力。いっそうパサーとしての役割が強まりそうな矢田や控えの青木や小屋松にも出場機会に向けてのいい刺激材料になったでしょうから、ややスロースタート気味でも、最後にはいい方向に回ってくれることを期待して予想位置は変えません。

3鹿島アントラーズ キープレイヤー:中村充孝
ジネイの契約解除という誤算こそありましたが、代わりに新加入の高崎が順調にフィットしているのは嬉しい方の誤算。若手の成長でいつのまにやら選手層もすっかり厚くなり、ACLとの掛け持ちも特に問題なくこなしていくはず。2ステージ時代の経験も豊富で、シーズンの大事なところにピークを合わせていく術も熟知した指揮官のもと、必ずや年間優勝争いの上位に食い込んでくることでしょう。
数カ所の予想サイトや雑誌などを見て、考えることは同じだなあと思ってしまいましたが、2ステージ制時代の印象はどうしても三味線を弾いてた鹿島がセカンドステージで大化けする構図なんですよね(苦笑)

あ、キープレイヤーのアツタカは単に管理人が好きな選手というだけのことですw

4川崎フロンターレ キープレイヤー:エウシーニョ
ガンバのところで書いた「強さと脆さ」を併せ持つ魅惑の攻撃サッカーを一貫させるのが川崎。
一方で懸案の守備について確かに角田、エウシーニョと地力のある選手を獲っているのですが、その分田中裕、ジェシ、中澤と抜けているので選手層に不安は否めず、GKも他の上位クラブと比較すれば・・・
毎年のことですが、そのあたりが一番上の順位を予想するにおける躊躇いとなってしまいます。

5ヴィッセル神戸 
これまでの神戸になかった哲学や確たる組織力を伴った「強者のサッカー」を目指すべく、ネルシーニョを招聘。タイトルやACL圏内に到達できれば一番ですが、何より浮き沈みのない、シーズン通して安定感ある戦いが出来れば、自ずと総合順位は付いてきます。一丸となって、強豪への第一歩を刻みたい。

6浦和レッズ
ベストメンバーではなかったというエクスキューズは必要ですが、逆に質の高いターンオーバーを可能とすることこそ今季のレッズが誇る強みになると見ていただけに、昨日のゼロックスには多少なりとも失望がありました。
各クラブの地力も接近していますから、ピッチに送り出す11人+3の起用を誤れば却って豊富な選手層が仇になる、そんな不安を否めずに事前の予想から大きく順位を下げることに。

7FC東京
どうしても豪華な陣容を誇りながら、上位にさえ入っていけない近年の成績が予想を慎重にさせますが、フィッカデンティのサッカーは堅守速攻の明確な拠り所がありますから、継続性や成熟という要素が順調に積み重ねって行けば、一気に大きな花を咲かせる可能性は低くない。

8サンフレッチェ広島
守備がしっかりしているので、下位ということはなさそうですが、石原・高萩の2シャドーを失った攻撃面が懸案となることは避けられず、今季は中位止まりか。工藤はいい選手ですが、次善のターゲットという感は否めず、野津田、皆川、浅野ら若手の成長も期待したいとはいえ、柱としてトップ3進出に貢献!というところまではもう少しかかりそうですからね。。
ただ、一発勝負には強いスタイル。ナビスコや天皇杯でしたたかに勝ち上がり、タイトル奪取というシナリオはありえるかも。

9横浜Fマリノス
ここも守備陣に変調の兆しが見えない以上、降格云々に巻き込まれる可能性は低いでしょうけど、攻撃が・・・というところ。その点、モンバルエツ新監督の「シティを目標に」は露骨過ぎて吹いてしまいましたが(苦笑)アデミウソンの加入が得点力アップにどう結びつくかは大いに楽しみ。彼がフィットし、俊輔も戻った中盤以降の巻き返しでセカンドの優勝争いに食い込みたい。

10サガン鳥栖
去年の仙台と似たイメージで、実際シーズンに入るまでなんとも言えないですが、鳥栖の場合ユンさんは昨季途中にやめていますから、いきなり新監督の下で・・・というよりは影響も少ないはず。
心配された主力の流出も安田くらいですから、すんなりシーズンに入っていけるでしょう。二桁順位というほど評価の低さはなく、8位から下辺りは一弾に近いイメージです。

11柏レイソル
いきなりACLとの掛け持ちを強いられる新指揮官がどれだけ柔軟な選手起用をしていけるかという点で多少の不安あり。戦力が大きく入れ替わったわけではなく、守備陣の陣容も固いので大丈夫だとは思いますが・・・

12湘南ベルマーレ
J2で独走昇格したチームは翌年降格とは縁の遠い中位以上で活躍する傾向が続いているので、もっと上にしたいところではありますが、結構戦力も入れ替わっているので、ウェリントン→ブルーノ・セザルがどうなるかというところだけでなく、チーム全体としてどう戦っていくか、まだまだ見えないところは多いですね。期待半分、不安半分、ひとまず下馬評通り降格はないという位置にはしてみました。

13清水エスパルス
予想的なことで去年盛大にやらかしたので上に持って行きづらいですが、力のある選手は揃えています。色々言われましたが、開幕に向け、攻守とも仕上がってきているので、後は結果を出すだけかなと。

14ベガルタ仙台
落ちるとすれば完全に昨シーズンだったと思うんですよね。それをフロントの的確なマネジメントと渡邉監督の求心力でどうにか持ちこたえ、乗り切った。今季も楽な戦力ではないですが、正直もう1人~2人は主力が抜かれる可能性もあると見ていたので、十分ベースは残ったといえるのかなと。

15ヴァンフォーレ甲府
指揮官交代は実績のある樋口さんなので影響は小幅と見ますが、佐々木、青山の抜けた守備陣は新井の故障離脱もあいまって不安が大きく、降格候補の予想で上位に挙げられるのもやむない明確なウィークポイントになりかねない。
ただ、山本、保坂、石原、阿部翔、盛田と修羅場をくぐってきたベテランが健在なのは大きく、試合を、あるいはシーズンを通しての拠り所となってくれるならば、ギリギリ持ちこたえることも可能か。

16アルビレックス新潟
いわゆる「びっくり枠」として。一昨年の磐田に近いイメージで、久々に降格候補の下馬評をほとんど受けることもなく、上を目指して前に重心を掛けたくなることが落とし穴になるのか・・・という「勘」ですね。
「びっくり枠」の対象に飲み込まれると、継続性も戦力もスタイルも何もそっちのけで勝てなくなってしまうのが怖さですから、新潟に限らずその危険性はどのクラブもが内包するものでしょう。

17モンテディオ山形
勢いだけでなく、戦力的にもここ2~3年のPO勝ち抜きや3位昇格クラブよりも上で、残留争いに巻き込まれそうな他のクラブと比しても見劣りはしないだけに、同じく下馬評を覆した09年同様のシナリオも浮かぶのですが、何分PO勝ち抜き(3位昇格)クラブがずっと残留できていない流れがあるだけに、ジンクス重視派として逆らえない習性が・・・戦力的には前回のJ1時代を知る秋葉や石井を放出したことが気になってしまう。
一方で、東京V時代から長く好きな選手として期待している林陵平が良い評価を貰って開幕を迎えそうなのは純粋に楽しみなポイント。大器が覚醒し、ディエゴを2列目で固定できるようなら攻守のバランスももう一回り良くなっていくのかな。

18松本山雅FC
新鋭の一大挑戦、ワクワクする気持ちはありますし、この評価を覆す躍進を期待する気持ちは強いですが、予想としては純粋に戦力が・・・という判断です。田中隼以外はJ2で実績を残してきた選手が中心で補強組もほとんどがJ2上位クラスの実力者ですが、J1経験はないか乏しい選手ばかり。スタイルが明確なチームほど修正が難しいということもありますから、どうしてもスンナリとJ1のスピード感に馴染んでいけるのかという点で消極的な評価にならざるを得ませんでした。

得点王 宇佐美貴史