今日は西日本4地区編。

近畿 桐蔭 本枠展望B
基本的に近畿の21世紀枠選考は一般枠と表裏一体に「その年の情勢」に合わせた推薦をしてくる印象で、他地区のようにこれまでの「マイレージ」などもあまり重視されません。
・・・という傾向と今年の和歌山の推薦が県準優勝の和歌山東ではなく、8強止まりの桐蔭だった点の整合性をもっとまじめに考えておけば、予想することは十分可能だったでしょうね。
和歌山から2年連続になるだとか、かつての向陽や海南は地区進出を果たした上での選出だったとか、かつて一度本枠の選考に漏れているだとか、そういうネガティブ方式ではなく、あくまで桐蔭(あるいは旧和歌山中)という高校の持つきわめて独自で強固な「個性」を重視したポジティブ方式を採っての選出。
当日もそういった部分を売りに選考委員のハートを鷲掴みに出来るかが鍵となりそうかなと見ています。

しかし、隣県の出身者として率直に思うのは、和歌山にはどれだけ高校野球の歴史を作ってきた古豪・強豪が多いのかという感嘆。もっとも、今回桐蔭が選ばれれば、さすがに「一段落」となるでしょうから、漸くというべきか他県の該当校にもチャンスが拡がり始めそうではあります。


中国 平田 本枠展望C
最後は広との二択になったようで、地区大会進出校に固執しない選考過程となっていたらしい 点は来年に向けてチェックしておくべきポイントかなと思いますが、広にもさほどの決め手がなかったですから、今年平田が選ばれたこと自体は妥当なところかなと思っています。
もっとも、本枠獲展望に目を移せば、今度は平田が同じ立場に置かれる感は否めず、現時点で得ている材料を比較する限りでは、かなり厳しい情勢と見ています。


四国 松山東 本枠展望A
球串さんではないですけど、ホントに何も書くことはないですよね(苦笑)プレゼン巧者の四国高野連ということで、当日の流れにもごくスンナリ乗っていけるはずでしょうし、yukiさんジンクスも踏まえれば、ますますもって穴がありません。

九州 八幡南 本枠展望C
鳥栖工・宇土を含めた4択から最後は首里との比較になったということで、2年前に取り決めた通り、地区大会出場校に限定しない選考方針は継続されているよう。
最後に差を分けた要因の1つに「甲子園経験の有無」というのがあって、これは本来的な21世紀枠の選考基準とも合致するもので、過去の九州地区の選考傾向に照らしても妥当なやり方だったのかなと思っていますが、逆に言えばそういう「伝統」がある中でも、甲子園未経験の鳥栖工、宇土ではなく、首里が最後まで残ったわけですから、それだけ選考委員の中で、去年の成功を踏まえた「別の発想」も大きくなって来ているということなのかも。
表現を変えれば、九州高野連には「甲子園経験ある伝統古豪の初選出」というもう1つの引き出しが残されているということで、向こう数年の動向が注目されるところです。 


以上、東西9校を紹介してきましたが、今年はかなりハッキリと色分けし、本枠展望のA~B評価を4校に絞りました。一般枠との整合性も含め、すでに頭のなかで多くのイメージは描けていますので、来週中には全出場校の予想を出せるようにしたいなと思っています。