J1最終節は優勝争いの展開にも気を向けつつ、痛快すぎたセレッソ今季最終戦に気を取られて、ほとんどチェックできず仕舞い。試合終了後に、まだ試合が続いていたのでチャンネルを回した神奈川ダービーの動向に関しても、残り1分足らずで2点取らなければいけない絶望的な「優勝への条件」はそっちのけで、おそらく桜ファンだけが抱いていたであろう「追い付けば、うちが(川崎を抜いて)3位に上がる!」という拘りに熱狂していました(笑)

・・と、まあそういうセレッソ関連およびJ1全体の話題に関しては、近日中に順位予想総括記事を立てて、そこで・・・ということにします。今日は明日開催されるJ1昇格プレーオフに関して。

対戦カードは、J23位の京都と4位の徳島。プレーオフ発足初年度の昨年は5位と6位が勝ちあがり、6位が昇格という下克上になりましたが、今季は上位勢が「特権」を活かし、そろって引き分けで「決勝進出」。京都が勝てば、史上初関西勢のトリプル昇格が実現し、徳島なら、悲願の四国勢初のJ1昇格!個人的にも、長く「好きなクラブトップ5」に入り続けている(1位セレッソ 2位神戸 3位徳島 4位愛媛 5位京都)両クラブでありつつ、「1番ではない」という微妙なポジション故に、「どっちにも勝ってほしい」であり、「どっちが勝っても嬉しい」ということで、ある意味気楽に見れるカード。西日本勢が3つ昇格という快挙も、おそらく史上初だと思うので、来季は久々に関西以西のJクラブが全体の3分の1を占めるという活況を楽しむことができますね!

☆ざっくりとした試合の展望
より、「得点が必要」なのは引き分け以下なら昇格を逃す立場の徳島ですから、 まずはそのことも踏まえた「入り方」に注目したい。ただ、張り切りすぎて、逆に早い時間に1点を取られると、、余計に「点を取るしかない」状態に追い込まれ、ゲームプラン全体がとっちらかってしまいますから(案外、それが良かったり・・・ということがあっても、それは結果論でしかないわけですし)基本的には浅い時間の戦い方として、ここまで築いてきたしっかり守ってカウンターというスタンス相手にある程度ボールを持たせつつ、ここぞのチャンスを掴みとる狙いを少なくとも前半のうちは貫くでしょう。そして、どうしても前に行きたくなる選手の手綱をしっかりと締めるのが、昇格請負人、小林監督の手腕となってきます。
もちろん、硬さの残る序盤の仕掛けとして、思い切りハイプレスを仕掛けて、貪欲にボールへ向かっていくような狙いはあり得る。 そこで点を取れるようなら言うことなしですし、ダメなら徐々にゆったりとペースを戻して、基本的な考えのもとにゲームを落ち着かせていくことになるのかなと。