今年も小出しで申し訳ありません。まずは、東日本3地区から。

北海道 予想:北見北斗 次候補:天塩
遠軽→女満別→遠軽と北見地区から目下3年連続で推薦が出ており、かつ2年連続本枠出場。それだけに「第3の北見勢」として、今季だけでなく、ここ数季の実績も優秀な北見北斗は魅力的な存在かなと。特色としては、雪国ならではの困難克服要素を前提としつつ、女満別が地域密着寄り、遠軽が近年実績寄りなことに比べ、文武両道実績寄りの強みが評価されるか。仮にセンバツ出場なら59年ぶりとブランク的にも話題を呼ぶには十分でしょう。

ただ、情勢は例年以上に混沌としておりどこが選ばれてもおかしくない。名寄の雄稚内大谷を下して、ここ3年で2度の全道出場を経験している天塩、釧根代表として全道1勝を記録している網走桂陽、空知から全道初出場を果たした岩見沢緑陵あたりは、甲子園出場実績に乏しい地区の所属だけに、北見に続けとばかり地域密着・地域貢献の点からも浮上する可能性は低くないし、今秋成績を最優先するなら、当然地区準優勝の札幌大谷にも適格性はある。逆に言えばどこも決め手を欠く展開だけに、予想家諸兄の判断もかなりバラけることになるんでしょうね。

東北 予想:角館 次候補:青森
本枠さえ当確と見ていた久慈工が県推薦さえされない個人的にまさかの展開だけに、未だに整理がついていない感もありますが、とにかく各県高野連の推薦理由から震災絡みの文言はほぼ消えてるんですよね。
ならば基本的には11年以前の県準優勝以上を軸とした地区出場校重視の方向で行くのか。うん、あまりひねり過ぎても良いことはない気がするので、シンプルに県準優勝以上の角館、山本学園、須賀川に絞り込み、まずは過去同県からの2年連続推薦が一度もない点を考慮して須賀川をオミット、さらに私学という点と、地区大会での成績の差を勘案し、山本学園を外す。
ということで、角館に決めたわけですが、旧制中学発祥の公立伝統校、近年(というか今夏)実績あり、 雪国での困難克服性と今秋の結果以外にも推し要素は多いですから、前回の大館鳳鳴から3年と許容範囲の期間が空いていることも踏まえ、概ね穴のない存在となりえるでしょう。

ただ、あえて次候補まで晒すとするなら、須賀川、山本コンビより寧ろ青森なのかなと。 安定した近年実績に公立伝統校進学校の売り、2度県推薦のマイレージもあり、今秋も県4位で、光星、聖愛と競り合っていますから、地区大会進出に準ずる成績として評価されるだけのものは残した。11年までの基準ならば間違いなく厳しいですが、全国的に多少なりとも地区出場校に拘らぬ判断基準が認められ始めているところ、イレギュラーなケースとはいえ、県16強のいわき海星を推薦した直近の結果も参酌し、可能性は大いに残されているでしょう。
過去東北6県で唯一本枠出場がなく、地区推薦さえ1度のみの青森というのが、余計に「そろそろ感」を漂わせるんだよなあ。 

関東・東京 予想:市川越 次候補:都小山台
地区非出場校を顧みるまでもなく、市川越(県準優勝、地区1回戦)、都小山台(都8強)の2校に今秋及び近年実績、困難克服(練習時間や練習環境)要素、好投手需要と非常に似通ったハイレベルな特色があり、両校のみの争いに見どころを絞ってもいいのかなと。
非常にきわどい比較ですが、埼玉はこれまで、なかなか今回の市川越ほどバランスのいい県推薦校に恵まれてこなかったこともあって(そもそも初期はつい最近甲子園に出ている私学の花咲徳栄を推したりとやる気もなかったですが)、終始やる気のない神奈川と並び、関東地区で推薦を受けた実績が1度もない。それだけに、珍しく他県に市川越を上回りそうな学校が存在しない今回、満を持して多く支持を得られる様相にあるのではないかなと見ました。