昨日、今日とスカウト会議が行われた関係で、新しい名前が出てきていますね。中継ぎ記事で触れた金平の名前も。ただ、近年、土本、七條、十亀、安達、去年の増田とこの時期(当日10日前くらい)にこれ見よがしに名前の出てきた選手というのは、多分に駆け引きの意味合いも強くて、結局予想以上に早い順番でよそが指名するケース(去年の増田は外れ競合でしたが)が目立つんですよねえ。今年はどうなるか・・・


二塁 
一軍 菊池 (東出) 小窪
次候補 木村 安部 上本 松本 庄司

初のゴールデングラブ賞獲得も有望視される菊池はCSでの活躍も相まって、球界全体でもそう人材の多くない二塁手の新星として、リーグ屈指の存在へと成長した。
本職は遊撃だけに、どこまで二塁手として・・・というのは、梵次第なところがあるのですが、個人的にはこのままセカンドとしてやってほしいなあ・・・という思いもあります。
そして、来季は1年を棒に振った東出が復帰。位置づけとして菊池を上回ることは厳しく、バックアップからどれだけ巻き返せるかですが、戦術の幅を広げる意味でベンチにいれば非常に重宝する存在となるでしょう。さらなるオプションとして、外野の練習も再開してくれれば・・・もちろん、レギュラーへのカムバックも大いに期待します!

<ドラフト補強>
他の内野ポジション同様、不要とは言えないまでも今オフ、そこまで手の回る状況ではないのが本音。そのために去年上本を獲ったわけですし、今オフはないでしょう。

<その他補強>
枚数は揃っており補強の可能性は低い。松本の契約が繋がったことがその証左になるのかなと。


遊撃
一軍 梵 木村 菊池
次候補 上本 小窪 安部 堂林 鈴木誠
 
ひとまずの遊撃続投を前提として書くならば、今季同様週休1~2日的に木村、安部、小窪らのスタメン起用を挟んで休養を取らせつつ、勝負の時期に常時起用できるような運用をしていくでしょう。長期離脱さえなければ、それで十分戦えるかな。
あまり余裕もないので、他の可能性については、また現実化しそうになればその時にということで。

<ドラフト補強>
本音を言えば、ショートをメインにやれるユーティリティ型で、パンチ力もある西浦あたりを陣容に加えれば相当厚みは増すんですけど、カープの3位までには消えるだろうし、それでもう少し地力の低い選手なら、あまり獲る必要性もなく・・・な感じですからね。スケール型の素材ももう少し鈴木誠を内野で使えないかという模索は続くでしょうから、今すぐどうこうということはないかなと。

<その他補強>
菊池の成長で、去年のこの記事で「山ちゃん欲しい」とか「外国人はこの位置でも」とか言ってた二遊間事情もだいぶポジティブに見られるようになってますから、やはり不要不急の補強に出る必要はないかなと。