まさかのオリックス、人的補償未発表・・・ 更新予定の青写真が見事なまでに崩壊したので、アメーバの方は日曜まで何も書けません(泣)

ってことで、ぶっちゃけ書くことになるとは思っていなかった(爆)今年の相撲界展望記事を書くことに。前ブログと重複部分も多いので、あくまでザックリという形としています。











大横綱白鵬にとって、2012年は年間優勝2度に終わるなどこれまでにない苦しみを味わった1年となった。
まことしやかに「衰え」を指摘する声も多く、実際全盛時の絶対的な強さを思えば、一定の水準ダウンは否めない。
ただ、そんな中でも弛まぬ研究心の旺盛さで「万能」の勝ち身を深め、下半期3場所で黒星はわずか4つ。「質の変わった強さ」で、納めの九州では久々となる独走Vを達成。失速する新横綱を尻目に「第一人者」としての意地を見せつけた。その総合力をもってすれば、13年の土俵も決して中心軸たる存在感を損なうことはないだろう。
モンゴル出身の先輩横綱朝青龍の優勝回数25を今年中に超える年間3度の優勝は最低限のノルマだ。

一方、新横綱として迎えた九州で9勝に終わった日馬富士。2場所連続全勝という「規格外」の昇進、あるいはもう一人の偉大な横綱との比較で、どうしても成績・内容両面で高いハードルがつきまとうだけに、 どこに基準や合格点のようなものを置くかという設定についても、個々で判断が分かれているのが現状ではあるが、新年初場所がいきなりの大きな試練となることに関しては異論がない所。雑音を払拭する活躍で綱の威厳を示して欲しい。
「自分は自分」という本人の言葉通り、「日馬富士なりの横綱相撲」を磨き上げ、まずは「横綱としての初優勝」を!

両雄を追う大関陣にとっても今年は正念場。「上との差」はいざ知れず、昨年1年で自らを追う関脇以下との地力差も急速に縮まった。怪我が主因であるとはいえ、把瑠都の関脇陥落に危機感を感じないわけははずがない。それぞれに数段の奮起が求められる1年となるだろう。
その中でも、とりわけ大きな期待と注目を集めるのはやはり稀勢の里。道のりは決して平坦ではないが、その目から悔しさや初優勝への執念は消えていない。同学年力士の相次ぐ追い上げにも大いに刺激を受けているはずだ。

期待できるのが後続勢力。とりわけ前述した「稀勢の里世代(昭和61~62早生まれ)」が妙義龍のブレイクによって再活性化、三役定着、さらにはその上へ・・・という闘志に溢れている。
その筆頭とも言えるのが豪栄道だろう。元来の上手さやセンスの高さに加え、
一回り大きくなった体つきで積極的な相撲も目立った九州は見事関脇での11勝。大関昇進へ向けて堂々の足がかりを作った。3代目若乃花(元横綱)のような力強さと上手さを併せ持つ存在へと変容しつつ有る。試金石とも言える初場所も好調を続け、地元でもある春の大阪に大きなヤマを持ってくることができるかどうか。
また、昨年は夏場所の12勝を始め、二桁勝利を3度重ねた栃煌山も取り口に幅が生まれ、安定感が宿りつつ有る。出足速攻の快進撃で昨年の土俵に鮮烈な印象を植えつけた妙義龍ともどもまずは三役定着がノルマだが、確実に距離を詰めつつある大関陣との距離をより明確なものとしたい。

忘れてはならないのが把瑠都。1年前の初場所で悲願の初優勝を果たし、翌場所終盤を1敗で迎えた時には、まさか翌年を関脇陥落の憂き目を見た状況で迎えねばならないとは予想もしなかったが、初場所目前の現状においても、決して良いコンディションとは言いがたく、動向に明るさはない。怪我さえなければ、仮に1場所での復帰ならずとも再度大関獲りを果たしうるくらいの力を持っており、初場所がどういう結果になろうと、今年の土俵に置いて、キーマンとなりうるタイミングはかならず訪れるはずだ。

このほかでは、昨年急激に力をつけた松鳳山、「稀勢の里世代最後の大物」、スピード出世の同学年千代大龍常幸龍、平成生まれ初の三役昇進へしのぎを削る高安舛ノ山と漸くというべきか日本人力士に強い期待と注目を抱きうる素材が芽生え始めたのは土俵をより面白くするにおいての好材料。
外国出身力士では、怪我の慢性化が気がかりながらも馬力を生かした相撲が光る魁聖碧山の成長が著しく、そこにベテランの旭天鵬安美錦、中堅の豊ノ島豊真将隠岐の海臥牙丸、十両での大勝ちで停滞を脱したと期待したい栃乃若佐田の富士らが絡む様相は相応の分厚さを具えつつある。
彼らがコンスタントに地力を発揮し、その拮抗した相撲内容によって「土俵の充実」が実現されるなら、来年同時期ににおいての展望はより明確な明るさの中で描くことができるだろう。


最後になりましたが、今年も何より各力士が怪我なく目一杯に相撲を取れることを祈っています。