この更新が終わった後は、ひとまず初場所の各種予想記事を書いていこうと思っていますが、その隙間も生かしながら、あまりアクセクしない程度にカープやNPB全体のストーブリーグ情報なども挟んでいこうと思っています。今年は初場所開催中にセンバツ出場校が決定しちゃうので、その時期のゴチャゴチャ感を想像すると、今はなるべくゆっくりしたい(爆)

肥後ノ城木瀬 熊本 28歳 178 135)
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<追記>
12年ははじめて全6場所で幕下一桁台を維持するなど上位定着、一進一退の星勘定ではありましたが、名古屋には自己最高位の西4枚目で7番相撲での勝ち越し、翌秋場所には東2枚目まで最高位を更新させました(同じ場所で東4枚目4勝の荒鷲が返り十両を果たしているのと比較すればやや番付運に泣いた面はありましたが、単純計算上はやむをえない範囲でしょう)。
残念ながらこの大チャンスは2勝5敗の負け越しで逸すことになってしまいましたが、去る九州は西9枚目でしっかり1点の勝ち越しを収め、ズルズルとは行かなかった。
積極的な取り口で毎場所よく体は動いていますし、上位での番付でもある程度までは自分の力を出せるようになってきた手応えはあるはず。前回の栃飛龍あたりと同様に、もういつ上がってもおかしくない力を持っていますから、あとはいかにチャンスを活かせるかですし、1番1番が大事になってきます。年齢的にも本人、周囲ともに今年の土俵にかける意気込みは相当なものでしょうし、今年こそは地元九州に関取として凱旋したいはず。まずは年初の場所を順当に勝ち越して、5枚目以内で春を迎えて欲しいところです。


若乃島(放駒 鹿児島 28歳 180 134)
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<追記>
最高位の西7枚目で迎えた12年初場所でしたが、正攻法の勝ち身は向上著しく、5勝をマーク。春は西筆頭にまで躍進し、いよいよ遅咲きの華が咲くかに思われた。しかし、その場所を3勝4敗で落とすと、そこからさらに3場所連続の負け越しと失速。内容的には決して悪くないのですが、なぜかもう一つ白星に結びつかず、それが余計に勝ちを焦っての勿体ない取り口に繋がるという悪循環も見て取れました。
その意味では20枚目台まで落とした先場所、3連敗からの4連勝でどうにか5場所ぶりの勝ち越しを決めたことが何よりの薬であり、キッカケとなるはず。地力は間違いないわけですから、自信を取り戻して新年の再浮上を期するためにも、まずは初場所で2場所連続の勝ち越しを決め、15枚目以内へと復帰したいところ。

達(高田川 石川 18歳 193 147)
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<追記>
前回特集した2年前はまだ入門1年足らずの頃でした。入門前から怪童と騒がれた逸材をしても、さすがに稀勢の里や貴乃花(当時貴花田)のように17歳で関取の座を掴むという離れ業を成し遂げることはできず、相応の苦しみを味わってはいますが、それでも恵まれた体格を利して前に出る圧力を着実に高めながら、順調に幕下上位進出を果たしています。
腰高の印象はまだまだ払拭しきれておらず、左右への動きや崩し、特に上位経験者にうまく捌かれるような形で相撲を取られると脆さを露呈するところはありますが、いい意味でそのことに拘りすぎず、厳格な師匠のもと、とにかく圧力を高め、徹底して足を前へ出していく姿勢が根付いていますし、体つきもだんだんと下半身が大きくなって、「大相撲」仕様になりつつある。四つになるとしても、重い突っ張りで先手を握り、そこからの左四つという型が出来てきましたから、あとは稽古を重ね、場所を重ね磨いていくしかないのでしょう。

12年は秋にはじめて15枚目以内を経験、2勝5敗と叩かれましたが、その経験も生かし、去る九州では頭から5連勝。兄弟子の竜電が先に関取の座を掴んだことも大いなる発奮材料になったようで、東16枚目で迎える新年もさらなる成長と飛躍が望めるでしょう。
現状、肥後ノ城や栃飛龍のように「いつ上がっても・・・」と書ける段階とまでは言えませんし(ちなみに、「いつ上がっても・・・」の上位互換は「時間の問題」だったりもします)、ひとまず上位定着が至上命令となる1年となりますが、もちろんポテンシャルの大きさを考えれば、「近いうち」の本格化となっても不思議ではありません。そのあたり、竜電のブレイク時期を外しまくった過去が腰を引かせてるところもあり、なんとも言いがたいのですが、本人も10代での関取昇進を目標に掲げているはずで、それが実現する13年となれば、何よりです。
ただ、一番は大きく育って欲しいということに尽きますし、出世も内容も順調に高められている現状をよりシンプルに深めながら上を目指してもらえればと願っています。