多方面要素複合系。ブログ 新館

5年以上続いた多方面要素複合系。ブログ(http://bit.ly/dnktQj)の後継ブログ。基本的に更新スタイルに変わりなく、スポーツ観戦と企画もの記事、予想記事等が中心、隙間の時期に音楽関係の記事を更新できればと考えています。

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16 12球団補強評価 日本ハム編

査定 B+ 決意の投手陣集中補強!

12球団随一の若さを誇る野手陣には目立った流出もなく、今季の戦力としては、層の薄い三塁手にレアードの代役となりうる打力を秘めた即戦力候補としてドラフト6位の横尾を、中嶋の引退、佐藤正の退団、大嶋の本格的な一塁挑戦を受け、やや選手層の不安が生じた捕手に地元出身の米野を迎えたのみ(米野はファームのコーチを兼任)。

一方、積極的に動いたのが投手陣。ドラフトについては、獲った投手5人全員が大社世代ということで、即戦力志向と見られがちながら、井口以外はすべて最終学年にかけて評価を落とした選手たち。今季すぐにというよりは、近未来の昇格を目論み、あわゆくば白村のようにルーキーイヤーから使えるめどが立てば・・・という指名だろう。とりわけ、1位~2位(上原と加藤)で数年来の補強ポイントであった左腕を確保できた意義は大きかったように思う。

逆に、今季の戦力として大きな期待を集め、いわば今冬の補強における目玉となったのがバース、マーティンの両右腕だ。ともにメジャーでの実績も豊富な上、年齢的にも若く、推定年俸8千万+出来高という好条件での来日。すでにメンドーサと2年総額4億、レアードとは単年1億(いずれも推定)という条件で契約を更新していただけに、日本ハムという球団の従来からすれば、かなり多い部類の出費を外国人選手への契約へと充てたことになる。
現時点で起用法は確定していないが、アメリカ時代の起用法から考えれば、またメンドーサを含めた先発3枚に助っ人が食い込むというのも考えづらいため、バースが先発、マーティンがリリーフとなることが有力視されているよう。いずれにしても、下馬評通りの活躍を見せることが出来れば、現状でもリーグ上位の投手陣が、リーグ屈指の充実を得ることは確実と言えそうだ。



2月以降の動向
上記の通り、助っ人4選手に相応の資金を投入しているだけに、できればこのままの布陣でシーズンを終えたいところだろうが、あくまで具体的な状況に応じての判断が求められるべきことで、例年通り追加補強が実現する余地はある。
また、去年も陽の離脱などにより、右の外野手(強打者)が薄くなると、迅速に矢野(巨人)の獲得へと動いたとおり、緊急トレードの頻度も決して低くはない球団。今季は、いかに動いて、V奪回に邁進するチームを支えるのか、新たにGM補佐となった木田優夫氏が昨季まで在籍したBCリーグ石川及び、リーグ全体とのパイプを利用できる機会があるのかどうかも含め、注目しながらシーズンを見ていきたい。

16 12球団補強評価 ソフトバンク編

査定 B 満ち溢れる王者の風格

計67発、192打点の打棒でリーグ連覇の立役者となった松田と李大浩の去就に揺れた今オフ、しかしフロントは悠然たる構えを崩すことはなかった。松田が海外FA権の行使を宣言しても、「宣言残留」の扉を閉ざさず、最終的にメジャーとの交渉が折り合わなかった同選手と推定4年16億円で再契約。12月24日、ファンにとっては、何よりも嬉しいクリスマスプレゼントとなったことだろう。
一方、李大浩の動向を年をまたいでも動かない。それでも、球団は代役の助っ人獲得を表面化させることなく、「待ち」の姿勢を続ける。結局、去就が固まったのはキャンプ開始後の2月3日。マリナーズとのマイナー契約を決断した主砲は、2シーズンを過ごしたホークスとの訣別し、悲願のメジャー挑戦へと邁進したのだった。

両選手とも、チームにとって不可欠な戦力であることは大前提。しかし、ポジションであり、チームリーダーとしての存在感であったりの点から、より替えが利かないのは松田のほうであったことも、また異論のないところであろう。
よって、松田の残留が決まった段階で、フロントには今オフ中にこれ以上の大掛かりな動きには出ず、無期限に近い状態で李大浩の動向を待つ余裕が生まれた。嫌な見方をすれば、時期的に見ても、的確な補強を行えるだけの選択肢がなかった所以とも言えるのだが、こと李大浩の代役という意味においては、決して余裕という表現が負け惜しみに聞こえないだけの陣容が揃っているのも事実。

もっとも分かりやすいのは「李大浩の抜けた一塁に内川が移り、空いた左翼に期待の高卒3年目上林が入る」とする見出しを付けること。しかし、これはさほど正しい観点ではない。李大浩が昨季一塁の守備位置に就いたのは54試合のみ。残りの87試合はDHとして出場しているからだ(参考:NPB公式サイト)。
他に一塁を守ったのは、主に中村晃と明石で、この二人はそれぞれ外野手や二塁手としても数多くの出場機会を踏んでいる。また、李大浩が一塁守備に就いた試合でDHを務めたのは主に内川、長谷川の二人。彼らも同様に、本職の外野での出場機会と並行してDHの役割をこなしていた。
ここ数シーズン、守備の要と言える三塁の松田、遊撃の今宮、中堅の柳田以外の起用については、このようなローテーション起用が恒常化しており、今季も継続される見込みゆえ、内川が「一塁手」として埋める限度は、あくまで李大浩が昨季守った54試合くらいが目安ということになるだろうし、従来通り左翼やDHとして起用される機会も多くあるはずだ。つまり、李大浩の穴を守備位置の面から考察することには、あまり意味を持たないことになる。

それでも、上記のような見出しが必ずしも的外れと言えないのは、現在におけるレギュラークラスの年齢構成から考えて、球団が上林のスタメン定着を喉から手が出るほど欲しているであろうことが容易に推測されるからだろう。
もしも上林がレギュラーの一人として外野の一角に定着すれば、成り行きで内川は一塁やDHとしての出場機会が増える。ましてキャンプの報道を見る限り、首脳陣は上林に守備面の負担が少なく左翼を守らせたいと考えている節があり、そうなると、中村晃のライト起用も従来より多くなることが予想されるから、向こう5年以上を計算できる外野3ポジションが左打者で埋まるということにもなる。ならば、自ずと今後の補強において、強化に着手すべきポイントは詳らかになっていくのではないか・・・
もちろん、これは上林が今季見込み通りレギュラーに育つという前提に立ったある意味都合の良いプランだが、少なくとも可能性自体が大きく広がったことに疑いはないはずだ。

すなわち、目先のシーズンをどう勝つかに拘るのではなく、真の意味で「10連覇」を見据えた長期的な視野に立ち、実際の移籍市場における明確な行動へと結び付けられる。ソフトバンクがこれまでに存在した数多くの「金満」(野球界に限らない)球団と本質的な違いを有する根拠がここに詰まっている。
ドラフトにおける、徹底した「将来性」志向も根っこにあるのは同じこと。高い次元で組織化された三軍制度のもと、2年前、3年前に獲った選手たちが順次一軍に輩出される以上、余程イレギュラーな事態が起こらない限りは、その年のドラフトで即戦力に拘泥した指名を行う必要性はなく、他球団が即戦力指名に躍起となる中、将来性豊か好素材を3人、4人と確保することが出来るわけだ。1位で競合を制し、獲得した高橋以下、6人の高卒選手が並んだ今回のドラフトは、まさに充実著しい現状への自信と誇りがにじみ出る会心の指名だったのではないか。
実際の戦力収支としては、マイナスに針を向けざるをえないのが今オフの動向ではあるが、ただ漫然と戦力を落としたのではない。
単純に戦力の移動のみを記すだけではその根拠を十分には表しきれないと感じたため、やや他球団とは構成を変える形で筆を進めてみました。


2月以降の動向
とはいえ、あくまでチームとしての最大にして唯一の目標は日本一の三文字に尽きるわけで、水面下において、当然新助っ人の調査は継続され、開幕前後のタイミングでのチーム状況(この時点ではとりわけ主力クラスに大きな故障が出ているかどうか)に応じた補強を行うか否かの第一判断が行われる。
それ以降もウインドウが閉じる7月末までの間、チームに不足する箇所を迅速かつ的確に補うため、あらゆる補強手段を想定した上で、あらゆるセクションが常時慌ただしく稼働していくことでしょう。

16シーズン J2&J3順位予想

開幕直前の動向次第でいくつか順位を変更する可能性もありますが、開幕も早いことなので、ひとまずこのタイミングで出しておきたいと思います。

<昨年の予想>
私情を排した大宮の1位予想と栃木の降格圏予想が読み通りに行った部分、逆にJ3降格の憂き目に遭った大分を3位に予想し、5位と大躍進を遂げた愛媛 を下位に留めたことが失敗となりました。
もっとも、やらかした部分については、管理人がというよりは、専門誌・ファン問わず順位予想を出している媒体の数多くが見誤った部分ですから、悲観しすぎることもないのでしょうけど、結果責任として、降格したクラブを昇格圏に推してしまったというのは致命的なミスと言わざるをえないところではありました。

しかし、プレーオフ目前まで進んだ前年からの継続性と良質と言えるだけの補強が兼ね備えていた去年の大分が落ちてしまうとなると、ホントにどこがどんな目に遭っても想定外とは言い切れないよなあ。
しいて言えば、バージョンアップを目指した分、センターラインを含めた戦力の入れ替わりが多かったとは言えるのですが、あくまで長丁場のリーグ戦を見据えてのもので、連携が深まった中盤以降に巻き返す例など枚挙に暇がないゆえ、結果論にすぎない。
まあ、結局はあまりとらわれ過ぎず、オーソドックスにやるのが一番ということなのかな・・・どちらかと言えば、陣容のアンバランスさの方をマイナスに見ていくのが自分の分析方法なので、今年もそのやり方を軸に進めていければ。


今季の予想
1セレッソ大阪 キープレイヤー:山村和也
プレーオフ敗戦後には大流出などと煽られましたが、終わってみればアレコレ書く必要もないほどの豪華な陣容を整えてみせた。新戦力のフィットも至極順調、これで勝てなきゃもう先はないでしょう。
ただ優勝するだけじゃない、即J1上位争いが出来る基盤を作ってJ1に戻れるかどうかです。

キープレイヤーは難しいところですが、やはり蛍の後釜としてボランチに入る山村の存在は極めて重要。同じく新加入のソウザが3列目からの効果的な攻め上がりを持ち味とするだけに、そこを守備的なタイプの山村がケアしながら、またビルドアップの局面では低い位置まで下りて的確にパスを散らしていくという高い献身性が要求されます(もう一つ地味にデカイのがセットプレーでの得点源にもなりうること。どうしても、そういう形からの得点が増えていかないことには厳しくなってきますからね・・・)
CBではなくボランチとして起用されるのもソウザとの相性を考えてのことなのかなと思いますし、ともあれこの新加入2人が上手く連携を取り合って、早期に安定した補完関係を築くことができれば、チーム全体にとっての潤滑油となることは間違いないでしょう。強いときのセレッソは、大体この形がビシっと決まっていますよね。

2松本山雅FC キープレイヤー:オビナ
村山、岩上、前田と中核を担う戦力が抜けましたが、村山の穴にはシュミット、岩上のところには宮阪と、J2の舞台を良く知る良質のタレントを確保。
また、攻撃面ではオビナという大砲が残った上、一昨季の昇格に貢献した山本の復帰も決まりました。
J2及びJ1から降格した翌シーズンの戦い方を知り尽くす反町監督が留任することで体制が維持されるのも大きく、不確定要素が多い他チームと比べ、大崩れが予想しづらいチームになっているのかなと。
多少選手層が薄い点は気がかりですが、シーズン中の補強で適宜補うことはできるはず。

3清水エスパルス キープレイヤー:犬飼智也
主要な戦力の慰留に、モチベータータイプで昇格経験も豊富なコバさんの招聘とやるべきことはやりました。戦力的にはセレッソに次いで、レギュラークラスだけ見れば、遜色ないくらいの陣容です。
心配が杞憂に終われば恐らくセレッソと熾烈なV争いを演じるだろうと思いますが、どうしてもあれだけ勝てない重苦しさを味わい続けたところから、そうそう簡単に抜け出せるのかというネガティブな印象が拭えないのも確か。
戦術的な面で見ても、J2特有の難しさ、引いて守られることで、強力攻撃陣とはいえどシーズン序盤は思うように点が取れない場面も出てくるはずで、そのときにきちんとした守備組織の構築がなされ、その要求に応えうる選手を的確に起用できるかというところも、スタートダッシュの成否に関わるところで、プレシーズンを見る限り、松本時代にレギュラーを張り、昇格を経験している犬飼への期待はかなり大きいのかなと。昨季は怪我で十分に貢献できなかった悔しさがあるだけに、悔しさを晴らすシーズンとできるかどうか

4 コンサドーレ札幌 キープレイヤー:マセ-ド
昨季はハマらなかった助っ人勢の適応が鍵。報道では、トップのヘイス、右サイドのマセ-ド、左サイドのジュリーニョと聞いていたのですが、ヘイスの調整遅れにより、開幕前の戦いにおいてはジュリーニヨがトップの一角へ入り、結果も出しているとのこと。
今後ヘイスが復帰し、パフォーマンスも安定するようなら、当初の構想通りの布陣となるのかどうか、そのときにはサイド プレーヤ-2人が積極的な仕掛けや高いクロスの精度において、高さと強さに秀でた2トップを生かせるかどうかが大きな見どころとなりそうです。

シーズン全体について言えば、河合、増川、小野、稲本といったベテラン勢が元気なうちに、ドンドン勝点を重ねていきたいところですし、それが出来れば選手層の厚さはありますから、適度にベテラン勢を休ませながらの起用も可能という好循環で自動昇格圏も見えるはず。まずまずの戦力を揃えながら2年連続10位と物足りないシーズンが続いていますが、今年は過去2年と比べても戦力及び各自の開幕前におけるコンディションも良く、ポジティブな予感が漂います。


5ジェフ千葉 キープレイヤー:佐藤優也
ここまで戦力が入れ替わると、どういうことになるのかサッパリ読めないですが、少なくともプレシーズンにおける戦いは絶好調で、シーズンに入ってもこの勢いを持続させられるか楽しみなところです。
まったく新しいチームとの評が言い過ぎにならない陣容、J2の舞台を知る選手も多く、経験豊富な実力者たちが各ポジションに並び、新助っ人勢も中盤の汗かき役アランダ、最前線で体を張るエウトンとも、ここまでの出来は上々とあらば、これは実はかなり良いチームなんじゃないか?と思わざるをえない(汗)
入れ替わりが大きい分、昨季までやってきた「ジェフの形」に慣れるというよりは、各選手が関塚さんの志向するスタイルを身に着けるという意識で、そんなに違和感なく戦術理解を進められているように見えます。

そんな今冬の補強において、明らかに上積みと見做すことが出来るポイントとして挙げられるGK佐藤優也がキープレイヤー。J2屈指の評に違わぬ安定したパフォーマンスを披露し、ほぼ総入れ替えの守備陣を統率できるか。
また、この人は確か前所属のヴェルディに加入した年も、北九州から指揮官のヤスさんともども他の主力複数とともにやって来たりして、相当に入れ替わりの大きいシーズンだったように記憶しています。そうした伝統のあるクラブで似たような経験をしているのも、一定のプラスにはなるんじゃないか、などと考えています。
あとは、やっぱエーコですね。小池純輝。柱谷弟時代の水戸ちゃんに魅了されていた時期があったことは、毎年この時期が来るたびに書いていますが(笑)あの頃の水戸で出場のチャンスを掴み、以後東京V、横浜FCを経て、今季からはジェフへ。典型的なサイドプレーヤーとしてゴリゴリ行く爆発力ばかり注目されますが、年齢を重ねてプレースタイルも成熟し、味方との連携で使い、使われの関係性も高められるようになった。それは新加入のチームで早速、2列目右サイドの定位置をモノにしていることからも証明できるのではないでしょうか。

・・・とここまではスンナリ来て、PO圏ラスト1枠の選定に悩まされました。。

6ギラヴァンツ北九州 キープレイヤー:本山雅志
渡が出たところへ池元が戻り、失点数が課題という守備陣には、ガミさん(石神)、刀根と既存のレギュラークラスと定位置争いができる戦力が加わったというくらいで、あくまで小幅な改造に留めた。
大きいのは、なんといっても本山の加入です。新スタ建設に合わせた悲願のJ1ライセンス取得と昇格を両取りするにおいて、人気実力両面で最高の切り札となりうる人材を射止めた意味は大きく、こういう努力を実らせたクラブには、何か大きなご褒美があるんじゃなかろうか・・・と。
もちろん、近年安定して上位を維持するクラブ力と継続性あってこそ・・・ではありますが、上位5つはガチガチに行ったので、最後の1つくらいは、こういう根拠でも良いでしょということで(笑)
ちなみに、文脈を見て分かる通り、この3~6でPOをやるとなった場合の勝ち上がりも北九州というイメージでこの予想をしています。 

7愛媛FC キープレイヤー:藤田息吹&小島秀仁
躍進の昨季から大きく戦力をいじらず、レンタル組の完全移籍移行や延長に向けての交渉に尽力。戦い方にも大きな変更はなさそうで、画期的な進化はなくとも、安定した土台のもとで、PO圏内を意識した戦いを継続できるだけの裏付けはあると見ました。
キープレイヤーは、いずれも昨季途中加入で抜群の補完関係を築いた藤田と小島のWボランチ。互いにより総合力を高めながら、今季は年間通してチームの屋台骨を担い続けてほしいものです。

8ファジアーノ岡山 キープレイヤー赤嶺真吾
堅守かつ得点力が課題というチームが赤嶺という格好の得点源を招き、問題解決。
・・・というほど簡単に行くものなのかどうか・・・愛着のあるクラブなので頑張って欲しいんですけど、こればかりはどうなるものやら想像がつきません。赤嶺という選手自体も、元来離脱が少ない人でしたが、昨年は怪我がちであまり稼働できなかった(まあ、チーム事情もありましたが)だけに、どっちを見るべきか難しいところなんですよね。

9V・ファーレン長崎 キープレイヤー:養父雄仁
本来ならば、今年辺りは昇格へ向け機は熟した・・・と言いたいタイミングだったのですが、3バックシステムの基幹とも言える両ワイドもレギュラークラスが抜け、ボランチも抜け、トップも抜け、3バックの一角も抜け・・・とかなり戦力が入れ替わってしまったんですよね。穴埋めとして獲った選手の顔ぶれは決して悪くないし、質を補うためにある程度量を揃えたようなところはあるのですが、上3つに置いた愛媛、北九州、岡山という殆どの主力を残すことに成功したクラブと比べれば、多少なりとも見劣りは否めないのかなと。
キープレイヤーは、セレッソファンとして、龍(永井)にイ・ヨンジェに代わる1トップを務め切って欲しいという願いもあり、上本も怪我さえ良ければ長崎のサッカーに合うはず・・・など色々書きたい選手がいるのですが、一人選ぶとすれば養父かな。
・・・というのも、確か熊本時代に高木さんとやっていた筈なので、懸案の1つでもあるボランチで早期のフィットが期待されるという点から最重要に近い新戦力なのかなと。ここが固まってくれば、だいぶ戦いやすくはなるでしょう。

10京都サンガFC キープレイヤー:矢島卓郎
千葉同様、大幅に戦力を入れ替え、新戦力の顔ぶれも豪華なのですが、唯一、補強も鈍く、大黒も退団した前線の顔ぶれだけがやや物足りないのかなと。
とはいえ、今冬の大収穫となった菅野を中心に、最終ラインの顔ぶれはJ1クラスで、アンドレイ、佐藤とアンカーやセントラルの位置に入る新戦力の評判も上々。上記した攻撃陣において、移籍市場の終盤に確保した矢島が切り札としてハマれば、PO圏も視界に入るだろうと思います。

11モンテディオ山形 キープレイヤー:ディエゴ・ローザ
J1昇格に合わせ、積極補強に動いた昨季からスカッドは明らかにダウン。センターラインを中心にある程度の戦力は残っているので、ここまで低い位置に据えることもないかとは思うのですが、今年はどこも力があるだけに、一つ歯車が噛み合わないと、去年の徳島みたいになかなか浮上できない可能性も。
前評判の高いディエゴ・ローザが明確な得点源として機能するようなら、だいぶ見方も変わってくるのですが、さて・・・

12徳島ヴォルティス キープレイヤー:渡大生
好補強で、戦力的には十分PO圏内が望める陣容を手にしました。京都同様守備陣や中盤は充実も、得点力、フィニッシュの部分がどうか・・・というのが課題で、佐藤や長谷川という実績のあるFWの復調にも期待しつつ、前所属の北九州で、途中出場からでも高い決定力を示していた渡のブレイクにも期待したい。
新人監督という面は、さほど気にしていないのですが、去年のように序盤苦しむようなら、なかなか立て直しに時間がかかるだろうな・・・とは思います。

13東京ヴェルディ キープレイヤー:柴崎貴広
入れ替わり自体は少ないながら、GK佐藤優、ボランチ三竿という重要な戦力を持って行かれたのは痛い。後者はシステム変更の上、楠美がアンカー、船山がインサイドハーフと、新加入二人が穴を埋めそうですが、前者の穴に関しては、新加入の鈴木が怪我という情報もあるので、ますます厳しい。長年第2GKの座に甘んじてきた柴崎がこのチャンスに張り切って、どこまで大黒柱の穴を小さいものにできるかですが、これまで最終ラインの万全とは言いがたい部分を佐藤のビッグセーブで補っていた面もあるだけに、現時点であまり楽観的には判断しづらいですね・・・

14カマタマーレ讃岐 キープレイヤー:ミゲル
堅守を誇った昨季から両サイドバックが抜けたのを、右に西、左に砂森と獲って補填。両者とも攻撃性の高い選手ゆえ、2列目の右に完全移籍の仲間、左に水戸から加入の馬場と能力の高さは勿論、守備にも献身できるタイプがいるのは重要で、両サイドバックの効果的な攻め上がりを攻守両面で助けられるような役割が期待されます。上手く噛み合えば、課題とする得点力アップへ向けた決め手ともなるでしょう。ただ、このバランスは本当に難しいので、一つ間違えれば・・・ということも起こりうる。まあ、四国のクラブなので、希望的観測で行きますw
キープレイヤーは、その上で1トップへの定着が期待される新助っ人ミゲルを挙げます。この人がフィットできず、1年間我那覇さんに頼らざるをえないとなると、一桁順位到達は厳しいと言わざるをえないか。

15横浜FC キープレイヤー:津田知宏
異例の形で留守にしていたルス監督を呼び戻し、守備陣ではハリロヴィッチこそ未知数ですが、CB西河、LSB田所と信頼の置けるメンバーを確保し、攻撃面では徳島で燻っていた津田を獲得と、昨年とは違い補強も精力的。
ただ、新しく良い選手を獲った分は放出するという感じで、結果的にあまり層は厚くないのは気がかりで、やや変則的なメンバー構成が続いているとはいえ、TMの結果も芳しくない状態だけに、これが開幕後どこまで好転するのかというと・・・トップ、最終ラインとも、出来ればもう1枚ずつは補強のカードを切ってもらいたいところです。

かなりシーズン成績が乱高下するクラブだけに、ハマればPO圏も・・・の期待は持てるのですが、なかなかそっちの方向に予想の針を向ける勇気が湧かないというのが本音ですね。


・・・で、ここまでが一応PO圏内もありうるかというライン設定ですね。

16FC町田ゼルビア キープレイヤー:カルフィン・ヨンアピン
何と言っても、谷澤、中島というJ2でも上位のアタッカーを獲得できたのが大きな収穫で、鈴木孝、鈴木崇との4枚で形成されるトップ~2列目、さらに攻撃のカードとして重松、戸島あたりが控えに残る陣容はJ2でも中位以上の水準でしょう。
CBの増田、平らが抜けた守備陣も、キム・ソンギは信用のおける戦力で、長崎から戻った三鬼も両SBが務まる貴重な戦力。そして、ここに来てヨンアピンの加入が確実になりました。怪我に苦しみ、本調子ではないシーズンが続いたとはいえ、J2では随一の能力を有する選手であることに疑いはなく、複数ポジションに対応できるのもあって、コンディションさえ整えば、間違いなく残留に向けての重要な戦力となってくれるでしょう。

後は、専門誌に掲載されている予想フォーメーションをざっと見ても、前回の昇格時をゼルビアで過ごしたメンバーはもちろん、たぶん他も全員J2でプレーしたことのある選手たちだと思うので、そこの強みは絶対にあるはず。

17水戸ホーリーホック キープレイヤー:ソン・ジュフン
今年も核となる戦力が複数チームを離れましたが、代わりに経験豊富な司令塔兵働、4年ぶりの復帰となったロメロ、金沢でセンセーショナルを呼んだ佐藤和弘ら即戦力を確保。新里やソンギが抜けたCBも新潟からソン・ジュフンのレンタル延長が決まって、ひとまず戦える形は整ったのかなと。

18ザスパクサツ群馬 キープレイヤー:ボカ
相変わらずブラジル勢次第というところは否めませんが、坪内、舩津、一柳ら最終ラインに実績のあるメンバーを複数獲得できたのは大きい。気がかりは殆ど実績がない選手ばかりのGKですが、まあ不思議な底力があるクラブなので、去年ダブルを喰らったセレッソファンとしては、あまり降格どうこうのイメージも湧かないんですよね。かなり厳しいと予想している媒体もありますが、例年並みくらいに留めてみたい。
 
19ツエーゲン金沢 キープレイヤー:可児壮隆
やはりチャ・ヨンファン、秋葉、清原、佐藤和弘ら最終ラインから前線まで、中心的な選手が退団となったのは痛い。その分の補強には動いていますし、ある程度個性のあるメンバーは揃いましたが、山崎雅人ら一部を除いては実績に乏しい若手が多く、未知数と言わざるをえないか。
川崎や湘南では高く評価される潜在能力を生かしきれなかった可児や札幌時代は怪我に泣いた古田あたりが攻撃の中心として躍動できるようなら、だいぶ展望は明るくなるとは思いますが・・・

20FC岐阜 キープレイヤー:高木義成
GK高木、CB田森、ウェリントン、ボランチには昨季金沢の躍進を支えた秋葉が入って、センターラインに芯が通った感はありますが、攻撃面は司令塔のレオナルドや昨季大分で期待を裏切ったエヴァンドロが未知数、守備面もサイドの補強はあまり進まなかった。例年以上を見込める要素はあるものの、それは去年も一昨年も同じだったわけで、実際はやはり例年並みということになってしまうのか。
 
21ロアッソ熊本 キープレイヤー:嶋田慎太郎
決して強化費が大きく減ったというわけでもないのだろうけど、結果的にシュミット、クォン、養父、齋藤ら各ポジションで主力中の主力を抜かれ、代替の補強は行ったものの、昨季からの戦力ダウンは否めない(手腕に定評のあった指揮官の交代も痛いところ)。
つまり、去年の栃木と似たような立場なわけですが、まあ人間は過去の的中した予想の記憶を辿りたがるものなので・・・という形ですね。
キープレイヤーは、まあ新加入の選手にも絞り切れないので、敢えて既存戦力から。昨季ブレイクのキッカケを掴んだ嶋田に、是非とももう一回り凄い成績を上げてもらいたいな・・・というのを求めてみたい。

22レノファ山口FC キープレイヤー:福井諒司
海外でもよくあることなのですが、とりわけ昇格一年目において、ポゼッションベースの攻撃サッカーを用いるチームというのは、内容に対する評価と実際の結果が噛み合わないケースが多いんですよね。良い試合をしてるのに、勝ち点が伴わないという・・・
また、経験の浅いJ1クラブの新鋭を借り受ける一方、他のJ3クラブからリーグ有数のタレントを引っ張り上げることに務めた補強方針も面白いとは思うのですが、町田とは対象的に、スタメンにほんの数人しかJ2経験者が存在しない陣容というのも、なかなか判断が難しいところですね。
キープレイヤーはその数少ないJ2経験者でもある司令塔の庄司はもちろんですが、レンタルバックから富山に移った代の後釜として期待されるCB福井もJ2仕様の当たりと高さ、足下の上手さも備えるだけに、貴重な戦力となるでしょう。ただ、怪我の多さがネックで、その場合には秋田で実績を積んだ島川に期待。続きを読む

16 12球団補強評価 巨人編

査定 B 貧打にあえいだ野手陣は着実な強化を実現 テコ入れのなかった投手陣に不安が・・・

4連覇を逃したシーズンのオフ、中でも貧打にあえいだ打線の強化は必須とあって、このセクションには相応の補強を実現したと言える。
目玉はメジャー122本塁打を誇る左の大砲ギャレットの獲得。年俸3億を投じ、最優先としていた長打力不足の解消に向けた勝負手を放った。阿部の捕手再転向に伴い、補強ポイントとなった一塁を埋めることが有力となっているが、チーム事情によっては左翼の位置を任される可能性もありそうだ。
また、FA組の片岡、村田が思うような成績を残すことができず、手薄な感を否めなかった二塁と三塁の位置を活性化するため、ロッテからクルーズ、西武からFAで脇谷(復帰)を補強出来たのも、今季の戦力という点では大きな上積みに。片岡、村田への対抗馬のみならず、脇谷は遊撃以外とライト、クルーズは内野全ポジションに対応できるユーティリティ性も魅力で、ギャレットの故障時などには、一塁を任せることもできるだろう。
ドラフト組では、2位指名された重信に注目。キャンプ前半は持ち前の脚力を生かすばかりではなく、昨秋の六大学で首位打者に立った打撃面でも順調にアピールを続けている。昨季ブレイクした立岡に堂々と挑戦状を叩きつけ、勇躍、中堅の定位置を狙いたい。

着実な強化に成功した野手陣の一方、気になるのが目立った補強のなかった投手陣。昨季はリーグ1位のチーム防御率を収めたものの、これはマイコラス、ポレダの両助っ人に、ルーキー高木勇、戸根といった新顔が想定を大きく上回る活躍を見せたことによるものが大きく、実質2年目の今季も同等の数字を残す保証はない。
反面、本来主力として見込まれていた内海、杉内、大竹、西村といったところは怪我に悩まされたり、不振にあえいだりで満足な数字を残すことが出来ず、年齢的にも今季以降どれだけ復調できるか(杉内は手術の影響で後半戦以降の復帰)・・・。その中でドラ1の桜井くらいしか即戦力を見込んで指名した戦力がいないというのは、やや悠長に構えすぎではないかという感が拭えない。
キャンプ序盤には、マイコラスが右肩違和感により1軍を離脱というニュースも入ってきた。首脳陣としては軽症を祈るばかりだろう。


2月以降の動向
外国人枠については、野手陣の強化という観点から基本「2」枠を用意する構えで、これにより、投手は実績のあるマイコラス、ポレダ、マシソンが3人で2を争うことが有力。マシソンが首脳陣に先発調整を直訴したことも、恐らくこの点が背景にあるとみられる。
3軍復活により、今季は育成選手の3人も含めれば、現時点で10人の外国人選手が在籍。実績十分のマシソン、アンダーソン、成長著しいメンドーサが二軍に甘んじる可能性が高い豪華な陣容だけに、出来ればこのメンバーでシーズンを戦い抜きたいところ。とはいえ、支配下枠のゆとりはあるため、替えの利かない戦力に長期離脱が出た際などに備え、ある程度の資金を準備しておく必要性は免れない。


また、3軍制を活発化させるためにも、育成選手の支配下昇格に幾つかの余裕を持たせておきたいところ。誰が結果を残し、這い上がってくるのか楽しみにしたいですね。

16 12球団補強評価 DeNA編

査定 B+ 派手さはないが、確実に選手層の厚みを増した好動向!

1~2位で指名した今永、熊原の両投手、3~4位で指名した柴田(遊撃)、戸柱(捕手)とセンターラインを中心に即戦力を獲得できたドラフトの好指名を背景に、その他の補強では小幅な動きに留めた印象。
目立った戦力の流出は正三塁手のバルディリスくらいで、その穴にはきっちりと人気銘柄だったロマックを補強。同じ三塁には、将来性を見込み、ソフトバンクとの育成再契約を蹴ってトライアウトに挑んだ白根も獲った。
投手陣には巨人を自由契約となった久保裕を獲って中継ぎ陣に豊富な経験値を有するベテランを注入、26歳と若い助っ人のペトリックには、モスコーソ、エレラに次ぐ3番手の位置づけを覆す大化けが期待される。

新体制の発足ということで敢えて大きく戦力をいじらず、その上で少数ながら確実に陣容の厚みを増すようなメンバーを加えた好動向。絶好と評するまでには至らないが、混戦のセリーグにおいて、悲願のAクラス入りを狙えるだけの戦力は整ったと言えそうだ。


2月以降の動向
現時点で助っ人5人体制。例年のことを考えても、もう1枚~2枚くらいは追加補強の準備をしているはず。
ラミレス新監督が選手、スタッフとして在籍し、パイプを有するBCリーグ経由で補強に動く可能性も十分にありうるだろう。

16 12球団補強評価 ロッテ編

査定 B+ 生え抜きの今江退団はダメージも、ナバーロ、平沢の獲得が喪失感を埋める

2度の日本一に貢献するなど、生え抜きの人気選手として活躍した今江のFA移籍には数字以上のダメージが有ることは否めない。
しかし、代役の三塁に同じく昨季限りで退団のクルーズ(→巨人)に代わる助っ人として、昨季韓国で48本塁打を放ったナバーロを確保できたのは大収穫。クルーズの抜けた二塁を2年目を迎える昨年のドラ1中村がスンナリと埋めてくれれば、戦力収支の面では、寧ろプラスに上向く可能性もある。
また、楽天との競合を制して獲得した高卒ルーキー平沢もキャンプは1軍スタート。その存在が遊撃の定位置争いを名指しされた鈴木大ら既存のレギュラー格に与える刺激は大きく、またチームにとっても久々となる高卒野手の大物。1年目からバリバリの活躍を望むのは酷にせよ、キャンプ、オープン戦と一軍で躍動する姿が、今江退団の喪失感を埋めるには十分な効能となりそうだ。

投手陣についても満足の行く補強が出来た。余剰戦力を放出する一方、ドラフトでは関谷、東條ら社会人出の即戦力クラスを多く獲り、他球団からの補強でも、全盛期を過ぎたとはいえ、先発として勝ち星を計算できるスタンリッジ
を射止めたのは大きい。昨季西武で自己最多の登板数を得ながらも戦力外となった田中は、かつて在籍した田中良平の実弟。こちらも中継ぎの一角として一定の戦力となってくれそうだ。


2月以降の動向
外国人選手も現段階で質量とも十分に揃っているし、チーム全体の戦力バランスも悪くない。喫緊に動かねばならないような状況ではないだけに、後はプレシーズン及び開幕後の状況を見ながら薄くなった部分をピンポイントで補うような形を目指していけばいい。支配下枠にも余裕があり、7月末の補強期限まで、長い目で幅広く補強の余地を探っていきたいところ。

16センバツ出場校発表

先に予想結果の纏めだけ書いておくと、4校外れ、順位違いが6校ということで、非常に厳しい結果になってしまいましたね。まあ、今年の選考を2校外れ以内で乗り越えるというのはかなり難しかったですから、せめて3校外れまでにはせねばならなかったというのが総括になるのかなと。

今年の結果を踏まえて良かったことがあるとすれば、少なからず皮肉がこもっているとはいえ、客観的・第三者的に秋季大会の成績や数字を見た上で「理屈に合ってないだろう」と指摘を受けざるを得ないようなチームを「出場」と予想することに躊躇する必要がなくなったということ。
今年で言うところの、土佐>済美みたいなことを、もっと積極的かつ柔軟に考え入れていかねばならないというであり、裏返せば、それだけおのおのの予想に多様性が生まれ得るということですよね。


21世紀枠
予想 東:釜石 西:小豆島 ラス1:出雲 補欠①八重山 ②札幌清田
結果 東:釜石 西:小豆島 ラス1:長田 補欠①宇治山田八重山

東西の2校はいいでしょう。話題となったのは長田。地区推薦記事でも書いたとおり、このチーム自体を「出したい」と考えている人たちがたくさん居たであろうことは想定済み。
ただ、あくまで出場するならば、史上初となる21世紀枠込みでの同県3校出場という形になるところ、実際にトリプル選出がそう容易く成立するかという点、また例年になく全国に有力な候補がひしめいている年度でしたから、そのあたりも考慮して、最終予想では迷った末に外すという判断になりました。
まあ、ここから先は、(公式見解はともかく)近畿の選考事情とも密接に関連すると言わざるをえないところですから、詳しくはそちらで・・・ということにしましょうか。
ともあれ、長田自体は21世紀枠代表として大いに胸を張っていいだけのチーム。重圧もあろうこととは思いますが、甲子園での頑張りに期待したいですね。

北海道
予想・結果とも 選出:札幌第一 補欠:北海道栄


東北
予想・結果とも 選出:①青森山田八戸学院光星 補欠:①仙台育英盛岡大付

ここはドンピシャ。
また、選考理由を聞いて、東北地区の選考において地域性が重要視されているという点が改めて明らかになりましたので、この点も忘れずに書き記しておきたいですね。


関東
予想 ①木更津総合常総学院東海大甲府桐生第一 
結果 ①木更津総合常総学院桐生第一東海大甲府
東京
予想・結果とも ①関東一

関東・東京比較枠 予想:二松学舎大付
関東・東京比較枠 結果:花咲徳栄

関東補欠 予想:①花咲徳栄日本航空
関東補欠 結果:①日本航空霞ケ浦 
東京補欠 予想:①早実 ②東海大高輪台
東京補欠 結果:二松学舎大付


これはもう、本当にきわどい選考で、どっちも出したいというのが選考委員の本音だったでしょう。その中でどちらかを落とさなければいけないとなった場合に、後付けだろうがなんだろうが、3年続けて都大会決勝で敗れている二松学舎の戦績が持ちだされるというのもやむを得ない。
近年、関東・東京の補欠1位校は、センバツ落選の悔しさを乗り越え、選手権へ、さらにその中でも上位へ進出・・・という状況が続いていますから、二松学舎も(勿論、航空も然りです)、2年前同様今回の悔しさを夏に晴らすしかありません。

あとは、3⇔4の選出順ですか。なんか毎年間違えてる気がしますが、正直よく分からないので、スルーします・・・

東海
予想 選出:①東邦いなべ総合 補欠:①三重海星
結果 選出:①東邦いなべ総合 補欠:①海星三重

補欠順位は考えすぎでした(苦笑)まあ、10年前くらいと今とを比べること自体荒唐無稽だったのかもしれませんね。


北信越
予想 選出:①敦賀気比福井工大福井 補欠:①佐久長聖長野商
結果 選出:①敦賀気比福井工大福井 補欠:①佐久長聖日本文理

東北同様、同県から2校の選出ですが、選考理由の中で地域性に関する別段の指摘はなく、これも東北と北信越における違いとして、予想記事に書いた内容の通りでした。
つまり、もしも北信越が、東北と同等に地域性を加味する選考基準を有しているのだとすれば、佐久長聖にも十分チャンスがあっただろうということですね。
この点、来年以降もそうは変わることのない重要な資料だろうと考えます。





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16 12球団補強評価 楽天編

査定 B- 懸案の長打力不足解決へラストピースは埋まるか? 

最大の懸案事項である長打力不足を解決できる陣容が揃ったとは言いがたい。FA補強の今江は5~6番に座り、勝負強い打撃で一定の貢献を期待できるものの、20本以上の長打力を求められるようなタイプではなく、昨季17本塁打を放ったペーニャの後釜として期待されるアマダーも打高投低で有名なメキシカンリーグにおける実績のみでは、かつてのテレーロではないが、実際どこまでやれるかは未知数だ。
この点はフロントも十分認識しており、現時点で6人の外国人選手を抱えている状況においても、積極的に7人目の「ラストピース」獲得に向け、調査、交渉を継続させているよう。開幕までの成果に期待したい。

また、投手陣は大きな流出がなく、昨季戦力値との比較で行けば、野手中心の指名となったドラフトで即戦力クラスが石橋のみとなってもさしたる不足感はないだけに、戦力外組から取った山内と金の働き次第では、戦力収支がよりプラスの方向へと振れるだろう。
外国人選手では、クルーズが抜けた中継ぎにリズを補強。先発要員としてはブリガムを獲得し、故障上がりのミコライオ、まだまだ元気なレイとの一軍枠「2」をめぐる競争は熾烈化しそうだ。

センターラインでは、昨季けが人が続出し、ブルペン捕手の横山徹を現役復帰させざるを得なかった捕手に、ドラフトで足立、堀内、戦力外から川本を加え、陣容の拡充に成功した(小山桂とゼゴビアが退団)ほか、ドラフト2位の吉持、3位の茂木も、決して層の厚くない二遊間の即戦力として指名。将来の中堅手と目されるドラ1オコエを含め、向こう数年の戦力構想を固める上では会心のドラフトとなった。

16 12球団補強評価 ヤクルト編

査定B- 万全さはないが、ひとまず抜けた分の穴は埋められた
 
守護神バーネットと中継ぎの一角でフル回転したロマンが退団。当然昨季二人が投げた分の計算を立てなければならず、代役としてルーキ、ペレス(左腕)の両助っ人を補強。先発候補として獲得したデービーズも含めた3投手にオンドルセクを加えた投手4人体制、かつ常時投手に外国人枠3を割く構想で新シーズンに挑む。

ドラ1の原は先発で育てるとすれば、それ以外に目立った補強もないため、秋吉、オンドルセクら既存の戦力が抱える疲労度も懸念される中継ぎ陣が昨季の水準を維持できるかは新助っ人たちの活躍が左右することとなり、未知数さは否めない。どうしても現段階での査定はやや抑えめになってしまうが、シーズンの成績で見返すことができるか。

また、投手に3枠を割く都合上、野手の外国人選手は開幕時点でバレンティンのみ。指揮官は全試合出場をノルマに掲げているが、怪我の多い近年だけに現実性としてはどうか。
支配下枠の都合上、デニング、ミレッジとの契約を満了させたとの報道もあったが、その割には他球団を構想外となった坂口、鵜久森の獲得で枠を埋めているのだから、それだけ今季は野手に2つ以上の外国人枠を割きたくない事情があるのだろう。坂口、鵜久森の獲得がある意味でデニング、ミレッジの穴を埋めていると考えることもできる。


今後の補強予測
上記した「事情」には、さまざまな要因を込めているが、そのうちの一つがミレッジ、デニングとも、日本人の現有戦力において比較的替えが効く選手の多い外野手であるということ。 
一方、替えの効かないポジションが畠山の一塁と川端の三塁。限られた枠の中で出来れば野手の新助っ人を獲りたくはないが、怪我の少なくない彼らが長期離脱の憂き目に遭った場合は例外。出来るだけ迅速な対応が出来るよう準備をしておきたいという意図があるのではないか。

現時点での支配下人数は66人。故障上がりの由規や平井を昇格させるプランもありそうだが、あくまで流動的。シーズン中の状況に照らし、この4枠をいかに活用するかもチームの浮沈を左右する鍵を握りそうだ。

16 12球団補強評価 阪神編

例年の10分の1くらいの分量ですが、やるだけやります。事前の分析不測もあり、今年はどれだけ弱いところを補えたかというよりは、退団した主力クラスの穴をどの程度埋められたかを中心に見ていくつもりです。

査定 B ピンポイントで補強すべき箇所を補った及第点のオフに
守護神呉の流出は痛いが、昨シーズン中から代役候補の調査を進めており、スンナリとマテオの獲得にこぎつけた。さらにもう1枚ドリスの獲得も決まり、層の薄い中継ぎ左腕にFAで高橋聡を加えることにも成功した中継ぎ~抑え陣の戦力収支に大きな変化はない。
また、長年チームを支えたマートンの退団も既定路線で、同じアベレージ型のヘイグを獲得し、穴埋め。三塁での起用が有力ということで、直接マートンの代役とはならないものの、空いた左翼には、ドラフト1位で獲得の高山、伊藤、江越、横田、昨季途中加入のペレスら若手の台頭が期待され、上本、西岡ら二塁手争いを展開する実力者の外野起用というプランも検討され得る。

新政権初年度ということを考えれば、やはり大きいのが藤川の復帰。ひとまず先発としての起用が有力視されるも、チーム事情によっては中継ぎに回る可能性も高い。2度のリーグ優勝を支えた往年の輝きを求めるのは酷だが、献身的な働きでチームに新たな栄光を齎す一助となりたいし、それだけの地力は残されているはずだ。

その他のトピックとしては、関本、藤井の両ベテラン引退が挙げられるも、戦力的に大きな痛手となることはないだろう。


今後の補強予測
助っ人6人体制を取り、ヘイグがダメならペレス、マテオがダメならドリス・・というような二段構えを敷いてはいるものの、国内経験者も含めた助っ人候補の調査は依然継続させ、不測の自体に備えたいところ。
トレード補強も噂ばかりでめっきり減っただけに、それ以外の補強手段は予測しがたいが、一部報道で獲得決定的と報じられながら実現することのなかった村田(前巨人)ら海外でプレーする日本人選手の動向には目を光らせているはず。また、枠の都合がつくならば、プレシーズンや春先の活躍次第で田面、原口らを支配下に昇格させるかもしれない。
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