多方面要素複合系。ブログ 新館

5年以上続いた多方面要素複合系。ブログ(http://bit.ly/dnktQj)の後継ブログ。基本的に更新スタイルに変わりなく、スポーツ観戦と企画もの記事、予想記事等が中心、隙間の時期に音楽関係の記事を更新できればと考えています。

※コメント欄に関して、投稿の内容・投稿者間での議論等、基本的には制限を設けませんが、他の方のコメントや特定のチーム・個人等に対する度を超えた批判や中傷、記事内容と直接関係のないコメントの投稿はご遠慮ください。 また、そのような投稿に関して、レスをしないことや予告なく削除をすることもありますので、予めご了承ください。

8代目トップページ

7月1日
ももちさん、15年間お疲れ様でした。単純に自分の人生のうちの半分、テレビで興味持って芸能人を見るようになったのが10歳前後と考えれば、20年の内の15年ということになるわけですが、ともかく本当にどれだけ長い間お茶の間を通してその姿を観続けてきたことか。
中澤姐さんのブログにありましたが、ハロプロオールスターズ(04年)に参加していたメンバーが嗣永さんの卒業を持って全員ハロプロを去ることになったというのは、本当に大きな節目と言えるんでしょうね。
だからこそ、今度嗣永さんがカンガルで手塩にかけて育ててきた3人の人気メンバーがハロプロの看板3グループに1人ずつ移籍するというのは、理屈ベースで考えれば、姐さんの言う「第二章」開幕に向けて、本当に意義深いことなんじゃないかな…

…とまあ、昔はよくこんな感じの考察をしていたなあ…と懐かしさひとしきり。今後ハローのことをこのブログで書く機会はないと思いますが、代わりに(?)歴代の楽曲を毎日シャッフルで1曲ずつ紹介するという懐古厨専門のブログをひっそりと開設しましたので、何かのついでに探してみてもらえればと思っています。

6月25日
今月いっぱいでの引退を発表しているももちこと嗣永桃子さんのラスト公演まで1週間を切りました。
これで自分がハローを応援し始めたときから在籍したメンバーがついに全員ハロプロを去ることになるわけか…
ただただ後浦なつみ全盛、美勇伝がまだ元気にメインを張っていて、ベリキューが駆け出しの時期にあった、あの頃に戻りたいということばかり…年ですねw

いずれにしても、最近思うのは、自分にとってのアイドルとは、力いっぱいに歌い踊り汗をかき、キラキラと輝く「同世代」の人たちであったということ。今も同い年の高橋さんが卒業したとき、自分でも驚くほど自然にフッと熱量が薄れていったときのことを懐かしく思い出します。
今や一介の懐古厨でしかありませんが、ももちさんには心からお疲れ様を言いたいもの。まあ、まだ1週間弱あるんですけどね。

6月16日
yukiさんは不参加なのかな。一応今日中が締め切りということで、万一気づいてないときのために、トップの方に載せておきます。

5月29日
選手権予想、とりあえず球串さんはご参加いただける運びとなりましたので、今年も集計いたします。
ルールは例年通りということで、今後常連さん以外が参加の意思を表明しない限りは繰り返しませんが、オプション枠は継続しますので、高校野球に直接関連したものであれば何でもご自由にお持ち込みください。
ちなみに、管理人は去年の「二度目まして」に代わり、ノーシード校縛り(大阪は1回戦登場組)で行ってみようかなと思っています。

※6月上旬までにいつものフォーラム記事を立てますので、予想の投稿等はそちらでお願いします。

4月8日
選手権予想について…
基本的には皆さんにお任せするのですが、提出される場合は今年も責任をもって集計させていただきます。

ちなみに管理人の予想については、去年から書いてきた通り、長年の予想疲れというのもあって今年は半休というか、09年~13年くらいのガチガチじゃないスタイル(+オプション1~2枠)でのんびり楽しませていただこうかなと。くじ運とかも関係なく例年とはかなり色合いの違うところも推していくので、早くも春季結果を眺めながら九分九厘決めてしまっている地区も3~4はあったりします。

2月25日
Jリーグ開幕。まずは首位予想した東京が開幕戦で鹿島に大きな勝利を果たしてくれたのかなと。
戦力についてはボランチが薄いという指摘があって、高萩の相棒という点は確かに気がかりだったのですが、守備力に秀でた橋本が間に合ってくれて良かったですし、たぶん助っ人も獲るはずなので、何とかなる・・・はず!(米本は早くても秋頃でしょうか。。)

セレッソについては、まあ多くのサポーターがプレシーズンからの戦いを通じて予測していたものと異ならない試合だったのではないでしょうか。磐田の方も思ってたより堅かったので、お互い飛び道具くらいしかない感じでしたが、それぞれ2回り目で対戦する頃にはどれくらい攻撃が整備されているか楽しみではありますね。

2月12日
いきなり狂ったようにJ2の戦力分析をはじめてみましたが、10クラブ分更新したところで更新に費やせる期間のリミットが来たので、打ち止めとします。残りは来週の今頃に更新する順位予想の方にて…ということで。

今後も更新の7割は相撲ですが、予定していたものが早めに終わるなどして余裕があるときは気分転換も兼ねて今回のような記事を中途半端に書き散らすことがあると思います。空気を入れ替えることで良い感じにモチベーションも上がってきたので、興味がある方は、是非明日以降お相撲ブログの方へおいでください。

2月4日
Jの予想、とりあえず去年分のおさらいだけ更新。例年通り各リーグの開幕1週間前には完成させて、その後1週間を変更期間に充てるという形でやっていきます。

1月27日
いやはや、春の椿事もとい…さすが透明性に定評のある高野連さんや!
もう、これはどこにもケチをつけることのない選考結果ではないでしょうか。去年みたいに変なヤツがあったら怒りの筆を取る気まんまんでしたが、こんな感じで来られると、もう管理人の出番はないでしょう。
どうしても大相撲の記事に専念したい時期でもあり、感想(反省会)記事の方も、今回はパスとさせていただきます。
とにかく今は本当に清々しく、地元勢のアベック出場はもちろんですが、それと同じくらい健大高崎と秀岳館の出場にも心から安堵しています。


1月26日
いよいよ明日ですね。とにかく、真っ当な選考を…とそれに尽きますね。「真っ当」の範囲自体はそんなに広く設定していません。10人中9人がそんなん可笑しいやろ!と怒るような波乱さえなければ…と願っています。

1月6日
一覧埋めました。あとは予想家全体に関わるくらい特別な事情が発生しない限りは変更いたしませんので、よろしくお願いします。


1月5日
今回のセンバツ選考は、選考委員次第でしごく無風の展開にも、昨年を越えるような波乱が各所で連発する大混乱の様相にもなりうると見ています。秋季予選の意義を著しく形骸化してしまわないためにも、せめて中波乱程度に留まってくれることを願いたいですね。

1月4日
今年の21世紀枠予想、本当に難しいっすね。去年当てられる条件は揃っていた長田を外したのがつくづく痛い。
一応、去年の反省を生かして、あまりこね回さずシンプルに予想することを心がけてはみましたが、自信の方はからっきしです。。

1月1日
新年早々、21世紀枠の予想を済ませられてホッとしています。 色々考えた結果、今年は新ブログの方にも予想理由を詳述するタイプの記事は書かないことにしたので(一言で言えばスランプということですがw)、あくまで根拠やら何やらをすっとばし、予想が当たっているかどうかに焦点を絞って勝負が出来ればと思います。


17センバツ ベストナイン

投手 徳山(大阪桐蔭)
捕手 古賀(福岡大大濠)
一塁 木本(秀岳館)
二塁 溝辺(履正社)
三塁 安田(履正社)
遊撃 小園(報徳学園)
外野 植田(盛岡大付)
外野 永山(報徳学園)
外野 遠藤(東海大福岡) 

次点
投手 三浦(福岡大大濠)
投手 川端(秀岳館)
捕手 島谷(福井工大福井)
一塁 山下(健大高崎)
二塁 坂之下(大阪桐蔭)
三塁 山田(大阪桐蔭)
遊撃 半情(秀岳館)
外野 樺嶋(福岡大大濠)
外野 鈴木(作新学院)
外野 小野寺(健大高崎) 

2017シーズン NPB順位予想

去年、Jリーグの予想で漸くコツを掴んだ感じがしたので、今年はこちらの的中率も上げていきたいですね。
敢えて特定の選手の名前を出さずにやってみようかなと挑戦してみましたが、何故かドリスだけ入ってしまったw

セリーグ

1巨人 
目下オープン戦最下位を独走中ですが、これはあのメークレジェンドを果たした08年と同じ。今季のセはあの年の阪神ほどは突っ走れるチームが居ないはずなので、遅まきながら戦力を整え、夏場以降にピークを合わせるような形で終盤に頭一つ抜けるのではないかなと。

2DeNA
08年の阪神みたいになれるとすれば、悲願のCS突破を果たした若さと勢いに溢れるこのチームなんじゃないかと見ています。数年前のカープを見ているような活気があり、序盤のセリーグを席巻する可能性も。

3広島
巨人ともどもオープン戦で敗戦を重ねる日々が続きます。なんだかんだAクラス常連の経験を積んできた主力選手たちへの信頼度はありますし、新助っ人の加入により、替えの利かない戦力であるWBC組の故障リスク等にも対応をしたりと補強にも当を得た部分がありましたから、とんでもなく低迷することはないと思いますが、なお得点力の多くをベテランや助っ人に依存している打線、駒不足の先発、守護神に故障のリスクがつきまとうリリーフ投手陣など懸案の箇所は多く、連覇達成は困難なタスクと言わざるをえないか。

4阪神
運用面の懸念はくすぶるものの、ドリスの予想以上の回復ぶりでリリーフ陣は固まりつつあり、先発陣もリーグ上位の水準を堅持。
あとは野手陣が攻守でどれだけバックアップできるかなのですが、去年金本監督が我慢強く起用して一軍戦力に仕上げた選手たちがずいぶん頼もしくなっている一方、どうしても起用に妙な拘りを棄てきれない面があるので…FAによって目玉戦力が加わったとはいえ、決して強力な陣容ではないのだから、どれだけ適材適所に徹した用兵を出来るかがAクラスの鍵を握るのではないでしょうか。

5中日
森監督はそれが自分の役割とばかり、過渡期にあるチームにおいてオープン戦から積極的に若手を起用。去年の阪神みたく育成のシーズンになるのかなとは思いますが、そこに成績を両立させるための助っ人勢がもう一つ株を上げきれずにいます。伸び代は感じるのですが、Aクラスへ据えるほどの手応えがあるかと言えば…

6ヤクルト 
けが人の続出さえなければいつでもAクラス争いに加われる戦力ですが、過去数年を見るに、どうしても一昨年が特別な年だったんだと見做さざるをえないだけに…
まあ、例年通りCS圏内と最下位にさしたる差はないはずなので、広島以降は「優勝が厳しい」という評価で共通していると思ってもらえれば幸いです。

Jリーグだとクラブ数が多いから、グループ別のような前提があまり違和感なく受け入れられるのだけど、プロ野球の場合はどうしてもピンポイントが要求されてしまう難しさはありますね。


パ・リーグ

1ソフトバンク
去年の再現はないだろう 間違いなく強い
2ロッテ
オープン戦首位は無視できない。リリーフの新助っ人獲得を見届けてからだと、余計に自信を持てたのだけど。
3日本ハム
半歩後退の代わりに次代を担う戦力が多く輩出されるだろう。
4オリックス
「3年に1回は4位」、「6年に1回は2位」なので…リリーフの整備が十分とは行かなかった点の不安は拭えないが。
5西武
上位常連の存在感を失った。助っ人勢の活躍に太鼓判を押せない限りは…
6楽天
先発・中継ぎとも陣容の厚みを欠き、野手陣も火力は助っ人勢頼みの状況に変化はない。

まあ、今年も3年連続でAクラスBクラスがはっわく分かれるのかなという見立てにならざるをえないですね。一時はセが巨人・中日・阪神でそんな感じでしたが…

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2017 J2リーグ順位予想

2月25日
順位予想確定

2月21日
文章もアップしました。最終決定はあくまで金曜(24日)まで持ち越しますが、8割型はこれで決まりかなとは思っています。

2月16日
とりあえず順位更新。出来れば明日までに文章も追記します。

<昨年の予想結果>
J1の大宮同様、評価の割れていた札幌をきっちり上位予想できたので、1~4位の顔ぶれは的中。ただ、流石に優勝まで持って行くとは予想できず、ある意味ジンクス頼りだった松本の自動昇格圏予想も外れてしまったので、歓びも中くらい程度に留まった。
また、前年7位クラブの降格や昇格組の躍進というのは16年同様の傾向でしたが、なかなか具体的に予見するのは難しい部分。とはいえ、前者をPO圏、後者(のうちの山口)を降格圏に入れたのは失態と認めざるを得ず、今年は同じ失敗をしないようにしたいところ。

1位 名古屋グランパス 注目選手:永井龍
メンバー的には2年前にセレッソが落ちてきた(あるいは去年でも良いですが)ときみたいな、実力者は一通り揃えたけど、ある意味ごった煮な構成になっているので、料理人の腕が良くないと、持て余すなり使い潰すなりに終始してしまうのですが、今年の名古屋にその点の心配をする必要はないでしょう。
絶対的とまでは言えないですが、今年のJ2において基本的には頭一つ抜けたチームだと思っています。追いかけてくるクラブ次第ですが、やや序盤つまずいた場合でも、一昨年の大宮くらいの水準ではフィニッシュできるはず。

2位 松本山雅FC 注目選手:橋内優也
浦和について考える場合と同様、去年昇格こそ逃したものの、自動昇格組と何ら変わらない水準の勝ち点を上げ、指揮官・選手ともにそのベースが崩れない形で今季を迎えられているので、計算が立ちやすい。
戦力分析でも書いた通り、思い通り行かない部分があれば現実的な修正をかけていく指揮官の手腕にも信頼が置けますし、上位からこぼれ落ちる展開というのは考えづらいのかなと。

3位 モンテディオ山形 注目選手:鈴木雄斗
図抜けた選手がいない代わりに、どのポジションも選手層が分厚く、どの選手が出ても大きくクオリティが下がらなさそうなのが高評価の要因。昨季大低迷しての今季というサイクルも、チームとしての一体感が不可欠になる木山体制初年度においては却ってポジティブに判断できるのではないでしょうか。

4位 湘南ベルマーレ 注目選手:杉岡大暉
J2の舞台では量のみならず質の面でも上位のものを発揮できるでしょうし、ややネックと言えなくもない得点力の部分も大きな不安にはならないはず。高卒新人の杉岡はじめ若い選手、新しい選手も多数抜擢されそうで楽しみ。順位をつけねばならないというだけで4位にしていますが(勿論、その事自体の責任は負います)、2~4位に関しては殆ど差のない状態だと思っています。

5位 徳島ヴォルティス 注目選手:ヴァシリェヴィッチ
J采配1年目の監督でパッと上がるケースって、チョウさんにせよ、ユンさんにせよ、井原さんにせよ、それ以前にヘッドコーチなりで相応の経験を積んできているケースが殆どなので、ロドリゲス監督の手腕は未知数…と考えていたのですが、開幕前の調子は抜群に良いんですよね。
補強も上手く行ったので概ね各ポジションの構成バランス、選手層も良好。唯一、福元と橋内の抜けたCBは新加入のヴァシリェヴィッチが評判通りのパフォーマンスを見せてくれないと指揮官が志向するスタイルを遂行しがたくなるので、彼の働きがかなり大きなウェイトを占めてくるのかなとは思っています。

6位 アビスパ福岡 注目選手:山ノ井拓己
前年最下位降格のクラブは、翌年上位争いにすら加われないケースが続いているので、単純戦力だけで説明しきれない難しさもあるのですが、今年の福岡は特に良いんですよね。アタッカーだけで見ると金森が抜けたとはいえ、石津・山瀬・ポッピなど総合力としては1ランクアップしたくらいの補強をしているわけで。
結局、7位以下にするつもりだったけど、言い訳がましくPO圏内には残すという形に。絶対的な存在に欠け、ベテランの神山が開幕に間に合わないかも…という中で、セレッソとのTMに主力組で先発し、無失点に抑えた高卒新人の山ノ井が中村航輔のような若き守護神に定着するなら、一昨年の再現もありうるかもしれません。


…で、今年はPO圏の枠数同様、ここまでを1グループと捉えています(徳島、福岡は元々外す予定だったのを繰り上げた形です)。

7位 京都サンガFC 注目選手:田中マルクス闘莉王
昇格は逃したとはいえ、せっかく昨季のメンバーで徐々に積み上がりつつあったものを、ここまで派手に解体しなくても…というのが傍目の意見ですが、まあ名古屋とくらべてももう一回り濃いというか、無骨な選手たちが揃ったという印象で、それを采配1年目で年齢的にも若い布部さんがどこまで掌握できるのかという部分は予想をする上での悩みどころ。
セレッソサポとしても、あの14年シーズンで、そういう苦しさは大いに味わっただけに、(元セレッソの)布部さんに対する期待や愛着はあれど、単純に「難しそうだなあ…」という印象が先立ってしまう。個の力で何とかしてしまえなくもない序盤よりは、各クラブの戦術が積み上がってくる中盤戦以降の出来が鍵になりそうです。

8位 ジェフユナイテッド市原・千葉 注目選手:ラリベイ
戦術的に言うと、新指揮官にはシステムも使い分けながら、ある程度相手に合わせて戦うような引き出しもあると思うのですが、そういう素振りを見せなかったプレシーズンではあくまで基本戦術の構築に集中したのかどうか。
戦力的にはアンカーと1トップでアランダとラリベイの代役(同等の力量であることまでは求めない)を出来る選手が居ないので、その点をいかに解決できるか。
元々の期待値を「昇格」の方に向けざるを得ないクラブだけに、現状では期待4割、不安6割というところで、順位にもそれを反映させています。

9位 東京ヴェルディ 注目選手:内田達也
意外に新指揮官のツテで新助っ人獲得とか、そういうのがなかったのは残念(特に最前線の選手)で、GK陣はやっぱり足元の技術に不安があり、両ワイドの選手にはけが人が続出して、攻撃専門の印象が濃い高木大や中野が開幕スタメンに入りそう…など課題は多くあるのですが、1つ目は夏までに動きがあるかもしれないし、2つ目は慣れも大きいはず、3つ目も安西、安在とも重傷ではないようなので、さほど長引かないでしょう。
…というのが全部上手く行けばPO圏も視界に入ってくるのかもしれません。予想の上では、近年隔年で浮上と低迷を繰り返していることやロティーナ監督がスペイン時代も就任1年目でチームを立て直すことに成功しているケースが多いことに鑑み、一桁にまで乗せてみました。

10位 レノファ山口FC 注目選手:米澤令衣
セレサポ的には、もはやJ3でやることはないけど、今年J1でどれだけ出番があるか…という立場だったので、米澤が山口にレンタルと聞いたときは、「良いクラブに入った」と歓びました。
昨日の広島とのPSMでも得点を決めましたが、足元の技術というよりもゴール前での駆け引きに秀でた嗅覚抜群のスコアラーなので、最前線での起用が妥当で、岸田や大石といった強力なFW勢とも定位置争いで対等近く渡り合えるのではないかと大いに期待しています。
全般にもJ3時代からの主力を多く引き抜かれた一方、他クラブから垂涎の若手を借り受けたり、昨年に続きJ3上位級のタレントを引き抜いたり、またセンターライン等の要所には実績のあるベテランも何人か陣容に加えたりと精力的に動き、米澤はじめ早々に上野監督の戦術へとフィットし、上々の結果を出している新戦力も多い。
前年7位の陰に隠れ、12位のクラブも2年続けて降格圏を彷徨っていたりするのですが、今年の山口はその影響から逃れることが出来るはずです。

11位 ファジアーノ岡山 注目選手:豊川雄太
去年のチームからセンターラインを尽く抜けた上に、完全移籍にこぎ着けた赤嶺や岩政の穴を埋めるべく加入したチャン・ソグォンまでもが怪我で開幕アウトというのが非常に痛い(21日には赤嶺の代わりに1トップ起用が有力視されていた片山の離脱も判明)。
松本から加入の喜山を昨年同様最終ラインで使うようなのですが、そうなると最終ラインに高さがなくなってしまうし…などなどマイナス面を考え始めるとツラツラ出てきてしまうほどに今年は我慢のシーズンを強いられることが予想されます。
去年と同じスタイルでは厳しく、逆に言えば喜山や篠原らの最終ラインからしっかりビルドアップして(櫛引や一森の新加入GKも足元はまずまず扱えますし)、攻撃を作っていけるポテンシャルというのは近年の岡山にはなかったもので、改めてJ1昇格を目指し、チームの幅を広げていくという意味においては、新生への機運とも捉えられる。
そのあたりの成熟次第では、あるいはPO圏内が手に届くやも…というところなのかなと。

12位 愛媛FC 注目選手:小池純輝
愛媛も、山口・岡山同様にセンターラインを多く引き抜かれてのシーズン。ただ、ここまでのプレシーズンは大きなけが人もなく、戦力分析の記事で検証した通り、方向性自体限定される部分もあったゆえ、間瀬政権移行に伴う戦術面の整理も最小限で済んでいるように感じます。
シーズン中盤以降に困らないための補強はもう数人行ってもらいたいですが、総じて今季を占うならば、昨季からの極端な落ち込みは抑えられるのではないでしょうか。
注目選手は毎年お約束のエーコですが、練習試合の結果だけでしか判断できないとはいえ、中に切れ込んでのフィニッシュだけでなく、高さもあるのでセットプレー時にもある程度機能しているよう。戦力分析でロングボールを使いづらくなったと書きましたが、最終ラインの選手も上がってこられるセットプレー時の迫力については、今季もそれなりに保証されているということは付け加えておきます。

13位 大分トリニータ 注目選手:川西翔太
J3優勝の主力が何人か抜けたとはいえ、GKの高木、ボランチの鈴木惇、FWの川西(昨季は3ボランチのインサイドハーフでしたが)や林らセンターラインを中心にJ2上位クラスの戦力を迎え入れられたので十分に戦える陣容が整いました。近年の昇格組同様、センセーショナルな活躍を果たせるか。
ポゼッション主体のクラブはよほど地力がないと最後まで上位を張るのは難しいゆえ、PO圏にまで食い込ませる勇気はないですが、これくらいには置いておきたい存在です。

14位 横浜FC 注目選手:イバ
長年予想している人ほど「一桁順位に入った翌年の横浜FCは危険」というのを肌感覚で察知しているのかどうか、そこまでハッキリ言葉にしているかは別に、各所の評判が思ったほど上がっていない印象はあります。
まあ、かく言う筆者もそんな感じで上位に据えられないでいるのですが…

そして、ここまでの8チームが第3グループ(名古屋が先頭、2~6位が第2)という括りですね。

15位 ザスパクサツ群馬 注目選手:鈴木崇人
戦力分析に書いた通り、戦力的には全然悪くないですから残留のタスクは充分に達成できるかなと。出来ればもう1人くらい助っ人に入ってもらえれば…というところですが、携わる人が変わっちゃったのか、めっきり当たらなくなったからなあ。

16位 FC岐阜 注目選手:ビクトル
下位が常連になっているクラブの中では資金力で一歩上を行くクラブですから、大木さんにチームを渡せば、少なくとも残留というところには、さほど危なくもなく達してくれるのではないかという期待感を持っています。

17位 水戸ホーリーホック 注目選手:佐藤和弘
練習参加していた橋本の加入がなかなか決まらずヤキモキしていましたが、正式に決まったので安心して残留圏内に。彼が加わることで複数のポジションの戦力事情が改善され、戦略の幅が広がるというのは西ケ谷監督のような策士タイプの指揮官にとって本当に大きいことだと思うので。

18位 ツエーゲン金沢 注目選手:大橋尚志
巷では降格を予想する声も多いですが、個人的に抱いている勝手な思い込みとして「具体的な危機感が共有されている状況でのヤンツーさんは強い」というのがありまして、踏みとどまるのではないかなと。
戦力的にも、今冬は昨季の主力を大方慰留できた上、杉浦・佐藤洸ら確かな実力を有するベテランを迎え入れ、さらには将来を嘱望される大橋、垣田、宮崎らも加入しましたから、昨季開幕時よりはずっとポジティブな空気が漂っているように感じています。

19位 FC町田ゼルビア 注目選手:ボリス・タタール
戦力分析でも書いた通り、守備がどうしようもないほどに崩れるところまでは至らないと思っているので、降格まではないと見ているのですが、選手層の薄さもあって苦戦自体は免れないのかなと。タタールが攻撃面も含め、ヨンアピンに劣らないようなパフォーマンスを見せられるなら、もう少し上の方にも置けそうなのですが、あんまり情報が入ってこないので、積極的な評価が出来るような材料もなく…

20位 V・ファーレン長崎 注目選手:パジャルド
順番的には大ジャンプアップの年なのですが、同じ低迷年でも去年と3年前では内容がかなり違っていて、特に失点が大きく増えているのは今季に持ち越しそうな不安材料であり、守備的な役割を期待されて加わった新戦力に関してもあくまでJ2標準クラスのタレントという印象ゆえ大幅な改善を望めるかと言うと…(しかも旧チームからの主力である村上や高杉は故障がち)。
大きな泣き所だったボランチに開幕直前、パジャルドを呼び寄せられたのは収穫ですが、半年ほど所属のない状態で、NYCにも間に合わなかったゆえプレーも観られず仕舞いでは上方修正もかけづらい。
同じく開幕直前に発覚した経営面のゴタゴタについては、2年前の愛媛がまったく意に介することもなく予想を大きく上回るPO圏に届いてしまったので、あんまり気にしてない(寧ろ制裁で勝ち点持って行かれたら大変だくらいの逼迫感が良い方に出たりもするのか)ですが、ジンクス頼みで一桁予想する度胸はなく、岐阜や群馬を例年よりも評価していることもあって、相対的にこの位置まで下がる予想になりました。

21位 ロアッソ熊本 注目選手:グスタボ
絶対的エースだった清武の穴を埋めきれていないのはやむを得ないのですが、どうも戦力の構図がいびつというか、層のやけに厚いところとすごく薄いところに分かれている上、ボランチとかCFとか薄いところに限って故障者が続出しているような状況で、プレシーズンの動向はお世辞にも芳しいとは言いがたい。
本当にこのあたりは差がないので消去法的な選択といえばそれまでなんですけどね…

22位 カマタマーレ讃岐 注目選手:中島大貴
戦力分析で書いた通り、4~5人のベテラン選手に依存するところが大きく、主力と控えの力量差が大きいだけに、彼らに怪我なりが重なったときにガタガタっと行きかねないのが気がかり。
そういうスクランブルな状況でも何とか出来るのが北野監督なのですが、今年は繰り返す通り、個人的に金沢、岐阜、群馬あたりを買っているゆえ、相対的に見て…という形で、どうしてもこういう順位付けになってしまうわけで。。
讃岐の最下位予想は3年前、2年前に続き3回目。過去2回はいずれも外れているので、今回もそうなってもらいたいと願っています。 


・・・以上、群馬~讃岐までの8クラブが第4グループ。ずるい書き方をすれば、この8つから降格が出るという予想をしています。


得点王予想 
高崎寛之(松本山雅FC) 

2017 J3リーグ順位予想

セレッソU-23参戦による1年を経て、それなりに知識も集積されたので、今年は単独記事扱い。

<昨年の予想結果>
絶対的な知識量の乏しさは覆い隠せず、大分1位という誰でも出来る予想を当てた以外はパッとせず。
まあ、今年から本気出すので… 

1位 北九州 注目選手:茂平
降格した昨季の戦力をさほど落とさず、ベテランから若手、前線から後方までバランスの良い補強も行えたので選手層も厚く、1年での昇格に向け戦力的には万全の体制。
手堅い試合運びの出来る陣容ゆえ、栃木とか長野とか上位同士の対戦ではしっかり地力を出せそうなのですが、案外中~下位の荒削りだけど勢いを持ってガツガツ出てくるような相手に手を焼くかも…という予感も。
ただ、キッカーとしての質が高い浦田が加わったので、高さのある水永・福田といったところに合わせてのセットプレーも脅威となりそうで、どうにか退けながら、徐々に慣れて対応していくという形を作れるはず。
注目は奈良クラブからのステップアップで、プレシーズンも積極的なアピールを続けている茂。全体に中堅~ベテランの選手が多いチームに彼や鈴木、福森のような新鋭が加わることで、チームがもう一段活性化されていくところを見ていきたいですね。

2位 栃木 注目選手:竹中公基
吉満が抜けたGKに長野からレオーニ、山形が抜けた右SBには前長野の夛田、島川や本間が抜けたボランチにも前長野の仙石や前G大阪で、昨季はU-23でのプレーも多かった岡崎(後者はSHで出るかもしれませんが)、SHにも昨季の盛岡で9得点をあげた牛之濱を加えるなど、J3上位クラスの戦力を数多く陣容へと迎え入れた。
斎藤、佐々木、本間、山形らベテランが多くチームを離れたため、それなりに若返った印象もありつつ、その中でもクラブの哲学を知り尽くす存在として、菅、廣瀬浩、杉本ら在籍の長い人気選手がどっしりと屋台骨を支えるのは大きい。
唯一の気がかりは昨季11得点のエースストライカー大石をはじめ、モーゼル、ロボらが抜けたFW陣。昨季レンタルで在籍した上形を完全移籍で、昨季JFLの浦安で17得点をあげた竹中らを獲得し、どこまで迫力を維持できるか。出来れば春のマーケットが閉じるまでにもう1枚新助っ人を迎え入れて、補強のラストピースとしたい。
悪い意味ではなく、昨季よりもJ3で戦うに適した陣容となっており、優勝争いの一角に入ってくるのは間違いない。

3位 長野 注目選手:荒田智之
相変わらず手堅い陣容ではありますが、昨季得点力不足に泣きながら、今冬あまり良い補強が出来なかった印象が強い。
もっとも、荒田、塩沢あたりは元来昨季くらいの成績で終わる選手ではなく、コンディションを整え直し、もう一花咲かせる働きが出来れば、全然変わってくるとは思うのですが。。

4位 富山 注目選手:パブロ
クラブ史上初のブラジル人助っ人として、前琉球のパブロと13年に松本でプレーしたホドリゴ・カベッサの2人を補強。前線の人数が増えた分、ベテランの苔口を三上(→長野)が抜けた右SHや右SBで試すなど、新たな刺激のもとで、4年ぶりのJ2復帰へとチーム一丸。
バリバリの主力が抜けたのは三上くらい。その分の補填は出来そうなので、ひとまず昨季水準は約束されそうですが、昇格争いに絡むかどうかで考えると、やはり両助っ人の爆発は不可欠なのかなと。

5位 藤枝 注目選手:畠中佑樹
過去最高順位を記録した昨季の戦力を維持したうえ、補強も順調。中盤から後ろも厚くなりましたが、土井・畠中・ワタナカ・佐々木ら、高さ・パワー・テクニック・スピードなど様々なタイプで途中出場からでも特徴をハッキリ出していける攻撃的な選手を多く獲得出来たのも際立つ成果になっています。
着実に順位を伸ばし、スタイルの構築も進めてきた成果が一気に花開くというところまでは予測しきれませんが、目標とするトップ5への到達に関しては現実的な目標と言えるのではないでしょうか。

6位 鹿児島 注目選手:上本大海
こちらも一度はステップアップを目指し契約満了となった中原との再契約を結ぶなど、昨季の戦力を概ね維持したうえ、豊富な経験と実績を有し、いずれも地元出身のDF上本やMF松下年を迎え入れ、戦力アップ。
J3発足以降の経緯を見ても、実績、知名度のある選手の加入がただちに劇的な成績上昇に繋がるかは断言しづらく、昇格ラインに届くかどうかは断言できませんが、昨季同様上位争いには食い込んでくるはず。
昨季は許可が下りなかったJ2ライセンスの認可についても多くの努力が払われているところで、今季は「朗報」をキッカケに、もう一段調子を上げて終盤を戦うという展開にしたいもの。


・・・と来て、ここまでがひと区切り。北九州が頭一つ出て、少し差のついたところに栃木。その後ろを長野、富山、藤枝、鹿児島が横並びで走るというイメージを抱いています。

7位 琉球 注目選手:福田愛大

8位 沼津 注目選手:谷口智紀

9位 秋田 注目選手:古田寛幸

10位 盛岡 注目選手:岩渕良太

11位 G大阪U-23 注目選手:市丸瑞希

12位 鳥取 注目選手:沼大希

13位 相模原 注目選手:サムエル

14位 福島 注目選手:木下高彰
 
15位 F東京U-23 注目選手:廣末陸

16位 C大阪U-23 注目選手:アン・ジュンス

17位 YS横浜 注目選手:フィリップ・ウィフマン

2017 J1リーグ順位予想

2月23日
順位予想確定。

2月21日
14位までは「動かさず」で決めました。後は残り4枠。最新のサカダイも購入した上でギリギリまで悩んでみます。

2月17日
13位以下について、改めて考察したい材料が出てきたので、もう少し悩みます。おそらく水曜までには最終分を出せると思うので…

2月16日
とりあえず更新。明日までに文章を追加します。

<昨年の予想結果>
直前で一桁順位に繰り上げた名古屋が降格、直前で9→12位に変更の東京が9位フィニッシュなど、相変わらずな部分もありましたが、例年ほど致命的な失敗はなく、大宮の躍進をしっかり押さえられたことで、1~6位の顔ぶれも的中。名古屋以外には極端な読み違いもなく、中位と予想したクラブは中位、下位と予想したクラブは下位に収まってもくれた。的中順位数でも5つ取れましたし、まずまず納得できる結果にはなったように思います。
まあ、それだけ例年がひどかったということで、上には上がある。今年もまずは大きなミスをしないよう、そして全体の精度ももう1ランクは引き上げていきたいものです。

<今年の傾向>
すごく綿密にデータを取ったとかいうわけじゃないので断言はできないのですが、3バックのチームが増えた(特にJ2)影響からか、J1上位クラスでも有能なCBのバックアッパーを確保することが難しくなっているような印象があります。そこを助っ人で補うのか、若い才能の台頭を促すのか、あるいはシーズンの状況を視ながら出場機会の少ない選手に上手く声をかけられるか。各クラブの編成が夏に向けて頭を悩ませる重要なポイントになりそうな気がしています。


1位 FC東京 注目選手:林彰洋
GK林、LSB太田、ボランチの高萩、そして得点王の有力候補にも挙がるであろう大久保と、昨季の泣き所でもあったポジションに、いずれも高いレベルで計算の立つ一級の新戦力を迎え入れた。
ACLを戦った昨季ではなく、ACLを戦わない今季、全ポジションで1ランク上の陣容を整えたのだから、不思議といえば不思議ですが、まあ色々なタイミングもあったのでしょう。 
ともあれ悲願のリーグ初優勝に向けてはこれ以上ないほどの状況、嘉人に今年こそ歓喜のトロフィを掲げる瞬間は訪れるのか。セレッソ戦以外では大いに頑張ってもらいたいものです(笑)

2位 浦和レッズ 注目選手:ラファエル・シルバ
去年優勝を争った3クラブのうち、唯一ACLを抱えながら年間勝ち点では1位を取った安定感はやはり絶大。
そこから陣容を落とすことなく新シーズンを迎えますし、多少層の薄くなった最終ラインにせよ、ボランチが分厚くなったことでいつでも阿部を回せますから、緊急でどうこうということはないでしょう(夏にもう1枚くらいは加えたいところですが)。今年も優勝争いに絡んでくることは間違いない。

3位 サンフレッチェ広島 注目選手:廣永遼太郎
ACLを戦わずとも良い今季。同様の境遇にあり、下馬評の決して高くなかったところから見事な逆転Vを果たした一昨年の再現はあるのか。
序盤の対戦相手が比較的与し易そうなので上手くスタートダッシュに乗れば…ということですが、GKの林、ボランチの森崎、シャドーの柴崎やアンデルソン・ロペスなど、けが人が予想以上に多くて先行き不透明な面も。一方、気がかりだった最前線の顔ぶれで、新戦力の工藤とフェリペが順調にフィットしているのは好材料。
リーグ戦で淡々と上位近辺を保ちつつ、カップ戦でチャンスを与えた若手や怪我人の復帰(夏の補強も必要に応じて行うでしょう)で層が厚くなってきた後半にジワジワ存在感を強めていく展開がハマれば、一気に差しきるかも。

4位 鹿島アントラーズ 注目選手:鈴木優磨
間違いなく強いんだろうけど、ACLのあるシーズンに、あのセンターバックの層の薄さというのは誰が見ても気になってしまいます。。
日本代表定着もありうるレギュラー2人の力量には信頼が置けるものの、現状3番手はリーグ戦経験のない町田(ブエノを出場させるなら、助っ人の枠を1つ潰さなきゃいけないですからね…)。その町田もU-20で居なくなる時期がありそうなので、そうなると本職とは言いがたい三竿兄弟、いざとなればレオが回ったりするのか…
また、仮に故障がなくとも、 序盤からACLとの連戦が続いて、ローテーション起用も最小限にせざるを得ない中ではパフォーマンスも最大化させづらいですからね…
去年も悩んでいたところに金崎の獲得が決まっての1位予想でしたから、今年も何かサプライズがあれば…と期待したのですが(もう少し早い時期には、岩政の復帰なんかもあるかと思ったんですけどね)、何もなかったので、リスクを考えて、抑えめの位置に留めようかなと。
序盤を難なく乗り越えてしまえば、やり繰りしながらでも夏の補強でそれなりの選手は獲れるはずで、ポイントはとにかく序盤の戦い。巷で本命として扱われているため、4位に置いた根拠ということでネガティブな書き方になっていますが、優勝争いの一角として数えることについては、いささかの躊躇いもない旨は付け加えておきます。

5位 ヴィッセル神戸 注目選手:田中順也
東京ほどではないものの、各ポジションの層を着実に厚くする好補強を実現し、リーグ上位の戦力を手にしたのは間違いない。ポドルスキの存在は、同じ役割(2トップの一角or左SH)を担うであろう田中順也とウエスクレイの活躍ぶりが未知数なだけに、チーム事情に適っているという意味でも今冬のうちに実現できればベストでしたが、枚数自体は十分に揃っているので、激しいレギュラー争いの中でプレシーズン~シーズン前半を過ごしていくという形も決して悪くはない。
それで現有戦力が「獲る必要がないのでは?」というくらい(それでも獲るんだとは思いますが)躍動すれば良し、さほどでなければポドルスキの価値がより具体的に齎されるわけですからね。
一過性のものではなく、ネルシーニョ体制のもとで順調に積み上げてきた経過もあるゆえ、トップ5級に推すだけの根拠は十分にありますし、ポドルスキの件も含め、すべてが良い方向に噛み合えばトップ3以上も大いに望めるのではないでしょうか。

6位 川崎フロンターレ 注目選手:家長昭博
大久保が去ったとはいえ、家長という攻守で時間を作ることができる存在の加入はチームに落ち着きを齎すはず。当初CBのエドゥアルドが間に合わないのも舞行龍らの補強で埋められたために全体的な穴も乏しく、 昨季までと同様、3バックと4バックの使い分けも利くので、柔軟性をもった選手起用も可能となるでしょう。
新監督がいきなりACL掛け持ちという難しさや、そもそものACL組の苦戦傾向なども織り込んで6位にしていますが、上とそんなに勝ち点自体離れているという想定ではなく、ACL圏に達する可能性は十分と見ています。

…でもって、今年はここまでが大まかなグループ分け。ここまでの6クラブが顔ぶれとしてどれだけ合っているかという方を重視したいなと思っています。

7位 ガンバ大阪 注目選手:市丸瑞希
調整具合の難しさゆえなのか、ここ2年ACLのPO勝ち上がり組がかなり苦戦しているのを見ると、なかなか上の方には持って行きづらい。
しっかり補強してきた守備陣は昨季より戦力アップしていますし、攻撃陣も開幕前後に獲るであろう新ストライカーに加え、夏の補強も現実味はありますから、大きく崩れるのは想像しづらいですが、よほど上手くターンオーバーなりを機能させていかなければ、折り返しまでコンディションを維持させていくのは厳しいと思うので、上のグループから少し距離のあるところに留めています。
 
8位 サガン鳥栖 注目選手:権田修一
補強が遅れていたのでどうかと思いましたが、流石にそれなりの形にはしてきたというべきか、いかにも手堅く勝ち点を積み上げてきそうな陣容。インサイドハーフのところだけは少し層が薄いですが、石川あたりは一気に伸びてきそうな気配がありますし、人数的にもう一段の補強もありそうなので大きな問題にはならんでしょう。 

9位 横浜F・マリノス 注目選手:扇原貴宏
このオフは色々騒がれもしたけど、正直、下馬評はそこまで去年までと変わらないというか、守備は堅い、前線に任せとけばそれなりに点は取ってくれて、残留争いの心配をする必要はないというイメージのままですね。
悪い意味で裏切られることはないと思うので、後は新助っ人3人の華々しい活躍など良い面での裏切りをどこまで見せてもらえるか。

10位 大宮アルディージャ 注目選手:横谷繁
川崎のところで書いたような特徴を有する、家長という絶対的な存在を欠いた影響は大きく、アーリアにまったく同じ役目を任せるのは酷なので、攻守ともに修正を図りながら、いかにチーム全体として穴を埋められるか。
指揮官の手腕や、中盤より後ろの選手の成熟度には信頼性があるので、ガクッとは行かないはずですが、 昨年よりは1ランク下げた順位にせざるをえないか。

11位 柏レイソル 注目選手:中川寛斗
チームとしてのポテンシャルは中位グループの中では群を抜いてると思うのですが、なんでこの選手?という人を数人レンタルに出してたりで、全体の保有人数も少なく、さらなる若手の成長頼みのようななところがあり、もう一歩上位に推しきれない原因になっている。それでも、やっぱり前線の並びは凄くて、ある程度自由にやらせたら勝手に点取ってきてくれる感があるので、大味ながらも存在感のあるシーズンを過ごすのだろうとは思います。

そして、ここまでの5クラブが第2グループ。 

12位 セレッソ大阪 注目選手:杉本健勇
相変わらず良い選手はいても明確な攻撃の形を作りきれずにいるので、苦戦は免れないでしょうけど、守備については、前の選手もサボらずにやれますし、手段をきちんと示してくれる指揮官を得られたことで、連動した形もハマるようになってきつつありますから、ひとまず序盤戦で、堅く守りながら、清武のキックに山村やリカルドの長身を活かしたセットプレイからの得点狙いでもいいので、しぶとく勝ち点を積み重ねていけば残留の芽も出てくるのかなと…
ずっと1年での出戻りを余儀なくされているPO(それ以前は3位)上がりクラブに共通しているのは、序盤に勝って不思議ではなかった試合を落としてズルズル行ってしまうパターン。それだけに、なんとしても開幕までの3試合で1つは勝ち星が欲しいですね。

13位 ベガルタ仙台 注目選手:中野嘉大
仙台といえば、10年の昇格時から起算してもほぼ一貫して4-4-2のシステムを通してきましたから、3バックというのは違和感もあるのですが、新しい形を試すからこそ佐々木、茂木、永戸に常田など、気鋭の若手選手にも従来のレギュラー陣に劣後することなく、大いに抜け出るチャンスが生まれてくるのかなと。
レンタル組ではありますが、川崎から来た中野なんかも左WBで使われるようですが、シャドーもやれますし、何よりこういう曲者タイプのドリブラーは今までの仙台にはあまり居なかった選手で、これまでどおりの基準では生かしきれなかった素材でしょう。
そのように、ここ数年下位に定着してしまい、存在感のないシーズンが続いている状況を何としても変えていきたいという決意はひしひしと感じるだけに、後は結果との兼ね合いの中でいかに具体的な成果を積み上げられるのか。クラブの歴史においても重要度の高い一年が待っているような予感はしています。

14位 ジュビロ磐田 注目選手:ムサエフ
降格予想した去年落ちなければ、今年は残留予想をすると予め決めていたのですが、あまりにも昨季終盤の結果と内容が良くなかったものだから頭を抱えることに。
守備面に関しては今季も改善の目処が立っているとは言いがたいところ、新加入のウズベク代表ボランチ、ムサエフがしっかり機能すれば、宮崎をLSBに固定できて、多少位落ち着きやすくはなるのかなとは思っています。
後は名波さんが敢えて若い選手の出られるスペースを用意しているような感じもあるので、志村や小川大、上原、荒木に小川航ら垂涎のホープがカップ戦からでもガンガンアピールして、チームに鮮烈な風を送り届けてもらいたいもの。 

15位 清水エスパルス 注目選手:フレイレ 

16位 アルビレックス新潟 注目選手:チアゴ・ガリャルド

17位 コンサドーレ札幌 注目選手:都倉賢

18位 ヴァンフォーレ甲府 注目選手:ウィルソン

先週末、一度は清水15位、新潟16位で決めかけたのですが、その矢先新潟の主力組がTMで大宮を下した一方、清水は中心選手の一人である竹内が怪我で開幕アウト(昇格組は開幕後数試合の戦績がきわめて重要になる)という情報が入ってきて、また大いに悩む羽目に…
札幌や甲府を繰り上げようかということも含め考えましたが、結局、キャンプ後半になって加入した新助っ人のフレイレがまずまず順調にフィットして開幕に間に合いそうという報道を確認し、開幕2日前を切った段階で清水の残留予想を最終決断。時間がないので、個別の文を書ききれなかった点はご容赦ください。


得点王予想
小林悠(川崎) 

J2順位予想公開にあたっての私的メモ 千葉・群馬

千葉
<システム・監督>
長谷部→エスナイデル
新監督の掲げるテーマは、「前からのボール奪取」と、複数システム(3-1-4-2、3-4-2-1、4-4-2など)の併用。これを普通に解釈すれば、対戦相手のシステムにマッチさせる形で前線からのプレスをかけやすい布陣を敷くということだと思うので、このあくまで前プレに拘る姿勢が長丁場のJ2において、どのように機能あるいは変遷していくのかが見どころになるのかなと。

<GK>
神戸から山本を獲って、佐藤優、岡本は残留。アラサー世代が3人になってダブつき気味にも思えるが、山本は近年怪我が多く、佐藤は去年調子が良くなかった上、タイプ的にGKにも運動量が要求される今年の戦術に合うかどうか不安な面もあるので、シーズン通して考えれば、「3人いて良かった」ということになるのかなと。

<DF>
ちばぎんカップのスタメンは、中央にディフェンスリーダーの近藤、右にスピードとビルドアップに優れた若狭、左に高さと対人の強さに定評のある西野というバランスの取れた3人で形成。イ・ジュヨン、多々良、岡野、大久保と控える選手層に関してはJ2上位レベルだろう。

<MF>
WBは4バック採用時にはSBとなるが、ここで記す。右は北爪と溝渕、左は新加入のサリーナスと乾の争い…なんだけど、左はアベショーさん使って、サリーナスにシャドーやらせるほうが守備に関してはしっくり来そうな気もする。アベショーさんがちばぎんでベンチにも入ってないので、戻ってきたらそういう起用もあるのかとは思うけど。

中央はひとまず3-1-4-2で考えると、中盤の底にはアランダが入って、佐藤勇がバックアッパーか。2ボランチの場合があるにせよ、かなりの運動量が求められるポジションだけに、ベテラン2人の構成というのは不安が残るところ(山本とか羽生が入るにしても、同じことだし)。長澤はともかく、富澤さんには残ってもらったほうがチーム事情的には助かったのではないか。
インサイドハーフは町田と山本がファーストチョイスで、ルーキーの高橋や熊谷、菅嶋、あるいはサリーナスも加わっての定位置争い。ある程度の運動量に加え、攻撃を組み立てられるテクニックや適切なポジショニングなどサッカーセンスの高さが求められる。

<FW>
ここも2トップを基本にして考えると、ラリベイと清武がファーストチョイスで船山(菅嶋もこっちかも)がバックアッパーという感じなのかなと。ただ、船山も前線からの守備がハマってショートカウンターが利けば、裏へ抜けるスピードや技術が生かされやすくなるとは思うので、チームが軌道に乗り始めるごとに貴重な存在になっていくはず。
不安があるのはラリベイと同タイプ(収められる選手)が他にいない点で、昇格を目標に掲げるなら、もう1枚は陣容に加えておきたい。 

<総合>
こういうスタイルのサッカーは、とにかく信じて鍛えてやり抜き、成熟度を上げていくことに尽きるので、序盤に結果が出ないような状況でも、いかに我慢して取り組めるかにかかっているのかなと。
逆に見切りをつけるなら、それはそれで早いに越したことはないとも言える。中途半端なタイミングでバタバタして混乱することがないよう、フロントの判断力も問われる。 


群馬
<システム・監督>
服部→森下
磐田、鳥栖を率いた経験を持つ森下監督が就任。この人も、以前は特定のシステムに依拠せず、相手に合わせて3バックにしたり4バックにしたり…という記憶があるのだけど、ひとまずPSM大宮戦では3-4-2-1を採用した模様。戦術上のキーマンである鈴木崇文の適正位置が3バックならシャドー、4バックなら右SHとなり(3バックのWBは運動量など守備の面で不安あり)、後者の場合も3バック時右CBの舩津が右SB、同右WBの高橋が左SHへ移ることにより、試合展開等によっても素早く4バックに組み換えられるのは利点なのかなと。
戦術的には、守備時5-4-1になってベタ引きするのではなく、ライン高くして積極的に前から奪いに行く姿勢を掲げているとのこと。どうしてもこの手の戦法は時間が掛かるので、戦術の浸透・錬成が不十分なうちはやられることも多いだろうけど、機動力のある選手が揃い、選手層の厚さもまずまずあるだけに方向性としては面白いのではないかと思う。

<GK>
PSM大宮戦では昨季の絶対的守護神清水ではなく、昨季は鳥栖に在籍していた新加入の牲川がスタメン。清水のコンディションに不安があるのか、あるいは戦術的にGKの守備範囲が広めになる点を考慮しているのか。勿論、U-23五輪代表メンバーでもあった牲川の実力を素直に買っているという可能性も大いにあるだろう。

<CB>
同大宮戦では左にパク・ゴン、中央に川岸、右に舩津の3枚。確かに迫力はあるけど、それゆえ引っ張られすぎることがないよう、真ん中の川岸がしっかり制御したい。一柳、坪内とベテランが控え、移籍加入の市川や新卒の藤原はどこまでアピールできるか。

<MF>
両ウイングバックは右に運動量が豊富で得点力もある高橋。左には本職SBのレフティー阿部(新加入)。CB陣も含めれば、右にスピード豊かな2枚、左に足下の技術がある2枚(阿部とパクは確か福岡でも一緒に3バックをやってた記憶があるので、連携もスムーズな筈)が並んでおり、慣れてくれば左で作って右に大きく展開というパターンが増えてくるのかも。右に一柳、左に高瀬がセカンドチョイスか。大宮からレンタル加入の川田拳も右サイドでチャンスがありそう。
ボランチは看板選手の松下に加え、昨季は2列目で活躍した2年目の山岸がレギュラーに加わってきそう。配球の上手さはもちろん、大型の割に機動力もあり、また持ち味である懐の深いボールキープはチームに安定を齎すことだろう。大宮戦では途中出場した大卒ルーキー岡庭も途中出場。定位置争いで偉大な先輩(松下)をどこまで脅かせるか楽しみだ。また、5年ぶりのJ復帰となる村田(闘将時代の水戸にいた選手ですね)の奮起にも期待したい。

<FW>
1トップ(岡田)2シャドー(左に高井、右に鈴木)は新加入の3選手が並ぶ。
湘南時代に14ゴールをあげた経験もある岡田はDFラインと駆け引きしながら裏へ飛び出す嗅覚に優れ、守備面でも切り替え早くファーストディフェンダーとしての責務を全うする姿勢が出色。鈴木はJ2屈指の強さと上手さを兼ね備えた左足を生かして、自らゴールを狙い、少し下がった位置で受ければ裏のスペースに効果的なパスを供給、ときには自身がパスを引き出す側として裏に飛び出し、フィニッシュに絡んでいくこともありそうだ。
鳴り物入りの新卒選手高井も万能型のストライカーとして、多くの得点機に関わっていくだろう。
リザーブとしては、今季で41歳となる盛田が甲府から加入した。使い方と起用時間を限定すれば、攻守両面にまだまだ別格の存在感を放つ。小牟田やイ・ガンウは盛田加入の分、当面の出場機会はは経るかもしれないが、見習うべきは大いにあるはずだ。京都からレンタル加入の石田や来日2年目のマテウスにもチャンスあり。

<総合>
冬市場の序盤は、瀬川、中村駿、乾らの退団など心に隙間風が吹くようなニュースが続いたものの、最終的には良い陣容が整い、戦い方もそれなりに固まりつつあるわけで、概ねポジティブなムードのもと開幕を迎えられそうそうだ。岐阜や讃岐と同様、是が非でも中位以上への進出を果たさねばならないシーズンだろう。

J2順位予想公開にあたっての私的メモ 愛媛・松本

愛媛
<システム・監督>
木山→間瀬
愛媛伝統の3-4-2-1を継続するだろう。間瀬監督が昨季まで率いた秋田でも同様のシステムを採っており、基本的な戦術について大きく異なることはないはず。
ただ、昨季までは前線に阪野・瀬沼という長身選手を2枚擁していたゆえに、ある程度ロングボールを入れていく形も多かったのが、今季は前線の基準になれそうなのは強いてあげても有田くらいなので、より前でハメていく形を増やしていかざるを得ないところはあり、その点を強みと出来るのかどうかが1つの見どころになるのかもしれない。

<GK>
秋元にせよ、児玉にせよ前所属クラブでは殆ど実績のない選手だったが、愛媛へのレンタル移籍で才能を開花させており、児玉を引き抜かれた今冬にも何らかの動きがあるかと予想されたものの、現有戦力への自信故か、あるいは活躍を恐れた他クラブとの交渉が纏まらなかったのか、大卒の馬渡以外に新加入選手はなく、大西、曵地の放出により、原、パク・ソンス、馬渡の3人体制に。
現時点ではシュートストップのみならず足下の技術にも長けていた児玉の穴はきわめて大きいと言わざるを得ないが、上述したような実績もある愛媛だけに、何とかしてくれるのでは?という期待感はある。
個人的には馬渡という選手が気になるところで、選手名鑑を見るとロングフィードの正確性という表記はあるのだけど、ビルドアップに関わっていくようなプレーに関してはどうなんだろう?

<DF>
木山監督とともに山形へ移籍した茂木の穴を埋めるべく、間瀬監督とともに秋田からやってきた堀田の存在が楽しみ。右の林堂、左の浦田は健在で中央が固まれば、昨季同様の質は維持される。
あるいは、昨季長崎で3-1-4-2のアンカーを務めた田中がこの位置に下がって定位置を掴む可能性もありうるか?

<MF>
WBは内田が抜けたとはいえ、現有戦力の玉林、三原、白井は残り、新たに小池、小暮と獲っているし、全員が左右問わずにやれるので、枚数的な不安は乏しい。
内田の穴を埋める存在としてもっとも期待が大きいのはベテランの域に入りつつある小池か。ただ、穴を埋めると言っても、両者はまったくプレースタイルが違う(一番わかりやすいところで言えば、内田は得意の左足でクロスを上げるのが基本だけど、小池はこの位置で使われる場合はカットインしてフィニッシュに持ち込むような狙いも多くなるのかなと)し、小池自体移籍経験は豊富なれども3バックらしい3バックをやったことがあったっけ?という心配はあるのだけど、戦術にフィットすることさえ叶えば、十分に役割は担えるはず。
闘将時代の水戸ちゃんファンとしては(何年連続で書き続けるんだろうw)、個人的に愛着ある愛媛に来てくれて、3バックのワイドという新境地でキャリアハイの数字を残してくれれば嬉しい限りだなと願っています。

ボランチは小島、藤田の名コンビ+新10番安田の現有戦力3選手を慰留出来たのが本当に本当に大きく、ここに「猟犬」型の実力者田中まで加えられたのだから、戦力値はアップしたと評しても良いだろう。

<FW>
2シャドーは攻守ともに不可欠な戦力であった瀬沼の退団は痛恨も、前札幌の神田と新卒の丹羽を加え、現有戦力の河原、近藤、今季から正式にFW登録の鈴木も加えた熾烈な定位置争いが起きている。役割としては昨季以前と比べ、WBの選手と攻守でいかに連携していくかが問われそう。
大化けが期待できるのは鈴木か。前所属の鹿島ではSBとして使われていたものの、ユース年代ではずっとFWの選手。スピードが最大の武器も、今年の愛媛には貴重な高さ(180センチ)もあり、守備の献身性や連動性が磨かれていけば、一気にレギュラー定着の年となっても不思議ではない素材だ。

1トップは阪野の穴を埋めるべく、12年に在籍し14ゴールを上げた実績のある有田が復帰。その後の神戸・京都では十分に地力を発揮したとは言いがたく、古巣で改めてその価値を証明するシーズンにしたい。昨年は怪我に泣いた西田も復活叶えば貴重な戦力。また、前述の鈴木をこの位置で使う可能性も。


<総合>
児玉や茂木の退団で後方からのビルドアップに不安が残り、内田の退団でセットプレイからの得点力が翳り、瀬沼、阪野の退団で前線の高さを失ったことの痛手を現段階で否定することは難しいし、24名という保有人数も少ないので、追加の補強を望みたいのが正直なところ。
とはいえ、しっかり守備に献身できる陣容は整っていると思うし、指揮官による守備の構築具合にも信用は置ける。
冒頭で記した通り、採りうる戦術が限られる以上、早期に連携を向上させ、序盤からある程度勝ち点を稼いでいくことが出来れば、ひどく低迷するような事態には陥らないのかなとは思う。逆に序盤苦しみ、運動量の落ちる夏場を下位で迎えるようなら雲行きが怪しくなるかも…
何となくエヒメッシが居た年に近い陣容という印象もあって、あの年も最初良いスタートを切れたので、中盤以降伸び悩んでも余裕を持って残留というシーズンには出来ましたから、今季もそういう滑り出しが出来ればなと…


松本
<システム・監督>
昇格PO敗退を経て、反町監督が続投を決断。システムは不動の3-4-2-1を採るが、初のJ1昇格を果たした一昨年の苦い経験から、昨年は支配率を高めるため、後方から繋ぐスタイルも模索し始めていた。
ただ、まだまだ試行錯誤の段階というところで、今冬貴重な担い手であったGKシュミットと左CB喜山がチームを去り、代替の補強もさほど上手く行っているわけではない現状だけに、あまり「継続」の路線を押し進めて行こうとしすぎると落とし穴にハマりかねないんじゃないかという気も…

<GK>
前述のとおり、シュミットが抜けて代わりに村山が2年ぶりの復帰。シュートストップの面では前任者に匹敵し、またシュミットのように最終ラインからパスを繋いで行くタイプではないとはいえ、その分ロングキックの飛距離はあるので、前線に高い選手がいる松本のようなチームなら十分元は取れる戦力と言えるのだけど、あくまで繋ぐこと重視なら、鈴木とか違う選択もあったりするのかも。

<DF>
バリバリの主力だった左CB喜山を契約満了にしたのはよく分からなかったものの、ビルドアップという点で考えれば、徳島から獲った橋内が右に入ってその役割を担う可能性はある。ただ、中央は飯田、左はかつて鳥栖で在籍していたヨ・ソンへとすれば、やっぱりガンガン前からプレスかけられたりしたときに、後ろから繋いで行く攻め方を上手くやるには困難が多いのかなと…
他に後藤、當間、安川、谷奥らがいるので選手層に関しては問題なし。

<MF>
ガチムチ路線で行くなら今年も岩間とパウリーニョのコンビが鉄板。最大の得点源とも言えるセットプレイにおける一流のプレスキッカー宮阪や経験豊富な武井もいて、さらに今季は鳥栖から岡本(昨季は湘南に在籍)も加入した。テクニックに長けた選手ではありつつ、ハードワークを求められるユン監督時代の鳥栖でも十分適応出来ていたが、近年は怪我に泣いているだけに攻守のつなぎ役としてどこまで輝きを放てるだろう。トップフォームを取り戻すならば間違いなく貴重な戦力となるはずだ。
WBは田中(右)、那須川(左)のレギュラー陣にフル稼働を求めづらい状況で、新戦力として右に星原、左にジエゴが加わった。星原は北九州で高い攻撃性能を証明済みだが、大型のレフティー・ジエゴもキャンプ、TMで上々の評価を得ているのは楽しみ。ロングスローも投げられるみたいなので、他クラブからすれば、岩上在籍時の脅威がまた…ということになるのかも。
守備も最初のうちは同サイドのパウやソンへが上手いこと助けてくれるはずなので、徐々に慣れていけばってところなのかなと。

<FW> 
2シャドーでも新助っ人のセルジーニョが好アピール。工藤の起用は当確に近く、石原、山本あたりとの熾烈なもう1枠争いになりそう。TM情報探ってる限り、ルーキーの岡もここで使われているみたい。
で、1トップは高崎、三島の長身FWが2枚。途中出場でツインタワーと化したところに(飯田やソンへも加わって)セットプレイのボールが放り込まれたときの恐怖たるや、J2を観ている人ならば、もはや多言を要することもないはず。

<総合>
色々書いたけど、後ろから繋ごうとして上手く行かなかったにしても、どうにか守り切って、最後にはセットプレイ一本で勝ち点3を持っていく個の力があるんですよね。同じことがシーズン暫く続いたとすれば、よりハッキリした形に徹すれば良いことで、またそれが出来るからこその反町監督でもある。
全体的な選手層に関しては去年よりも分厚くなってるし、冒頭に書いたような不安も多少あるにせよ、予想という観点でみれば、なんだかんだ自動昇格を狙える存在の一つでには挙がってくるんだろう。

2017 J2順位予想公開にあたっての私的メモ 町田・岐阜・讃岐

町田
<システム>
相馬監督が続投し、オーソドックスな4-4-2を継続するだろう。前線からの連動したプレスからショートカウンターに入って、ギャップを使いながら素早くパスを回しorドリブルで抜けだしてのフィニッシュまで持ち込む一方、リスクを犯す必要が無い場面ではしっかり引いて守る手堅さもあり、リードした試合終盤における時間の使い方なども巧み。
チームとしての継続性はしっかりと保たれているとはいえ、何人かの主力選手が移籍や離脱で抜けているだけに、選手層の薄さが気がかりではある。

<GK>
バックアッパーが総入れ替えとなるも、定位置はベテラン高原がガッチリ。
<DF>
CBは昨季のレギュラークラスだったヨンアピンが横浜FC、畠中はレンタル元の東京Vに復帰。現有戦力の深津やキム・ソンギも昨季怪我で長期離脱を経験しており、コンディションに不安がある。
ビルドアップでの貢献度も大きかった前者の代わりは広島からレンタル延長の大谷、対人の強さが光った後者の代わりは深津やキムに加え、讃岐から加入の藤井らが担うことになり、これだけでは層の薄さが心配だったが、新体制発表会のタイミングで長身DFタタールの加入が発表された。本職は右SBながらCBにも対応可能とのことで、1対1の強さや運動量に加え、映像を観る限りは足下も上手いので町田のスタイルにも合っており、しっかり構想の中に収まる働きぶりを見せてくれるのではないか。
SBはそのタタールが右に入る可能性もありつつ、現時点では右に土岐田、左に松本という予想。土岐田、星野が両サイドに対応可能で、大卒ルーキーの大田も加わった。質量ともに不足はない。

<MF>
ボランチはリ・ハンジェ・森村のレギュラー陣、バックアッパーに井上という布陣を崩すことなく、さらに鹿島から高い右足のキック精度などで将来を嘱望される逸材平戸が加入した。鹿島と町田は基本的にはよく似たスタイルを採るチーム同士ゆえ、相馬監督のもと十分に地力をつけて、豊潤なる将来への糧としたい。タイプ的には李(井上)、森村(平戸)というレギュラー争いになるだろう。
OH(SH)は昨季通り行けば右に重松か中村、左に谷澤だが、一昨季に群馬で7得点をあげているレフティーの吉濱が加入し、定位置争いが活性化。過去2年怪我で出場0の戸高も復活の兆しあり。

<FW>
エース鈴木孝がアキレス腱再断裂のため全治6ヶ月と診断され、大きなショックが走った。昨季後半レギュラーをを張った仲川もマリノスに戻り、中村も元来故障がちなだけに、中島と相方を組む人選が悩ましいところ。
期待されるのはやはり加入3年目を迎える大器戸島ながら、戦術的に必ずしも高さを必要としない面もあり(あるに越したことはないですが)、CFをやっていた経験が長く、守備での貢献度も高い重松あたりを1列上げて使う可能性もあるか。

<総合>
2年続けて前年7位クラブが降格しているという、いや~なジンクスは気になるのですが、落ちるほどにとなると、かなり守備が崩れて…ということではあり、町田に関しては組織で守る仕組みがしっかりしていますから、そういう乱れ方は考えにくいのかなと。
ただ、元来故障がちな選手が多く、球際の激しさゆえ、シーズン中に長期離脱する選手や累積警告等での出場停止なども昨年同様多くなりそうな割には、全体的な選手層に不安があることは否めず、追加となる戦力補強の余地は絶えず探っておきたいところ。


岐阜
<システム>
吉田→大木
大木新監督の代名詞とも言えるポゼッション主体の4-3-3を採用するだろう。ボールに多く触りながら連動してゴールへと向かっていけるタイプの新戦力を多く迎え入れ、確固たるスタイルを築きあげるための準備は整った。
当初は安易なミスや切り替えの鈍さから痛撃を浴びる機会も頻出するだろうが、じっくりと腰を据え、組織の成熟に取り組んでいきたい。

<GK>
新加入のビクトルが足下の技術も生かし、定位置に就きそう。常澤、高木の両ベテランが続く3人体制。
<DF>
2年ぶり復帰のヘニキが今季はCBとして起用されるよう。昨年は左足のキックを生かし、ボランチやSHとして起用されていた青木もTMではこの位置で使われており、新監督の志向するスタイルがハッキリと現れている。
SBはともに京都で大木監督とプレーしている田森(右)と福森(左)がファースチョイスか。とりわけ今季34歳となる田森は甲府時代から大木サッカーを経験してきた貴重な「伝道師」とも言える。両者ともCBとして起用された実績もあり、対人の強さを兼ね備えているのは心強い。昨季右SBでレギュラーを張った阿部やルーキーの大本がバックアッパー。

<MF>
中盤の底の位置には、昨季の山口で賞賛を浴びた生粋のパサー庄司が鳴り物入りで加入。ビルドアップの場合はともかく、守備面でのタスクも多いポジションだけにどうなのかな?と思わなくもないけど、シーズンを経てどうなっていくのかを観るのが楽しみでもあり・・・というところ。
インサイドハーフも、やはり足下のテクニックに長けた新加入のスペイン人シシーニョが1枠を確保し、もう1枠をF東京からレンタル加入の野澤と京都からレンタル加入の永島が争う形か。ニワカ丸出しの感想で恐縮ながら、この中盤3枚の構成には結構ワクワクさせられる。 

<FW>
ウイングはTMで謎の練習生Y選手が起用されているらしく、他にもSBの項で触れた大本がこの位置で使われたり、同じ大卒ルーキーの古橋が入ったり、パウロが入ったりで、まだまだ激しい競争のさなかと言ったところ。
実績の少ない選手が多いと言われれば否めないところではあり、全体の保有選手数も少なめなことも鑑みれば、謎の練習生含め、もう2枚くらいは獲っておきたい。
1トップは、2月に入って「第4の助っ人」大型FWクリスチャンの加入が決定。ただ、ビクトル、ヘニキ、シシーニョで枠が埋まるので、当面はバックアップでじっくり戦術を馴染ませていく感じなのかな。映像観た感じだと、デカイとはいえ本質的にはウイングタイプに見えるので、もしかしたらそっちで使うのかも。
興味深いのはここまでのTM等で風間が1トップ起用されていること。典型的な1トップというよりは0トップ的な仕事を川崎にいる頃にも少しやってたよなあ・・・という記憶もありつつ、まあ難波もいるので、色々な選択肢があるのは良いことだよねと(風間はIHは勿論、ウイングもやれると思うので、戦術上のキーマンになるのかなとは見ています)。

<総合>
選手層(現在26名)の部分は、上記の練習生含め、おそらく開幕までにもう1~2枚は加えるはずで、ある程度固定されたメンバーを使っていくであろうことからしても、とりあえずの頭数は足りてるのかなと。
今季は中位浮上が目標となるところ、それだけの選手は揃っており、後はクラブとしてどれだけポジティブな空気を絶やさず、粘り強く「岐阜スタイル」なるものの土台作りを見守れるかにかかっている。


讃岐
<監督・システム>
北野体制がいよいよ8年目に突入。J2屈指の策士は今季も4-4-2をベースに、相手やチーム状況に応じて智慧を働かせながら4-1-4-1や3バックなども併用する構えだろう。

<GK>
不動の守護神シミケンが今季もゴールマウスを守る。
<DF>
CBは藤井が抜け、同じ長身の大卒ルーキー中島が加入。鳥栖の特別指定でカップ戦に出場した経験もあり、期待は大きい。長崎から加入のリ・ヨンジと、京都からレンタル2年目の荻野は本職はボランチも、この位置で定位置争いに絡んできそう。
昨季急造で最終ラインに入ったアランが今季DF登録となっており、計算に入っているとすれば一応枚数は揃うものの、本職と言えるのはエブソンと中島くらい。昨季けが人続出でスクランブルを余儀なくされただけに、欲を言えばもう1枚くらい獲っておきたいところではある。
SBは熊本時代に北野監督の下でプレーしたこともある右SB市村の加入が手堅い補強に。昨季右をやることが多かった西が左に回り、右には武田、左には砂森、長澤(ルーキー)も控える。ただ、ここも元来怪我の多い選手、昨季怪我で長く離脱していた選手が並ぶので、選手層という点には不安がつきまとう。

<MF>
永田、高木、馬場、渡邉のベテラン4人が中心。いずれも中盤の全ポジションに対応可能で、システムの使い分けによって任される位置も違ってくるが(永田は最終ライン、渡邉は右SB、馬場は前線でのプレーも可)、それだけどんなチーム状況であっても重要度が高く、チームの浮沈を左右する選手たちであることは間違いない。
懸念材料はやや守備型のボランチに層の薄さがあること(山本くらいか)。ただ、これも最終ラインの動向と関わっていて、CBをエブソン、中島、荻野、(故障明けの)岡村で回せる公算がつけば、ヨンジをボランチに回すことも視界に入ってくる。

<FW>
J2上位クラスのストライカーである原を北九州から獲得できたことは大きい。1トップなのか、2トップで仲間や木島徹と組むのかはその時によるのだろうけど、だからこそ両方にソツなく対応できるのも心強い。3年連続での二桁得点はノルマだろう。

<総合>
指揮官は強気に今期の目標をPO圏内とした。実際、J2参入時と比べれば戦力的にも格段に良くなっているのは確かなれど、現実的に中位以上を目指すとなれば、カウンターで行くにせよ、ポゼッションで行くにせよ、引きこもるにせよ、もう一味ずつ足りない感は否めない。
そういった上位クラブとの差を、まさに昨季セレッソ相手にダブルを果たした時のような、組織としての奥行きの深さで埋めつつ、また昨夏韓国から渡邉を呼び寄せたようなピンポイントの補強も効かせながら、いかに乗り切っていくか。北野体制の集大成となるような快進撃を期待したい。 

2017 J2順位予想公開にあたっての私的メモ 山形、長崎、東京V

順番にはさしたる意味はありません。

山形
<監督・システム>
石崎→木山
昨季まで率いた愛媛の主力が各ポジションにバランス良く数名加入し、順調にフィットしているのは大きい。
システムも、昨季終盤にセレッソとやった時なんかは、中盤が3ボランチだったりもしましたが、開幕時は木山愛媛と同じ3-4-2-1でしたし、それで勝てなかったのは序盤で(これもセレッソ戦でしたが)主力の石川や佐藤に長期離脱が発生したからというのも大きかった。やり方自体には慣れてるはずなので、現有戦力にもあまり戸惑いなく受け入れられているのかなと。

<GK> 
山岸→児玉 影響力の大きい山岸を慰留できなかったとはいえ、木山愛媛で堅守を支えたJ2有数のGK児玉を獲得し、不足はない。 
<DF> 
守備の要だった渡辺が退団も、昨季京都で成長の菅沼、木山愛媛の一員茂木、そして浦和からは実力者の加賀も加わった。現有戦力の石川らも含め、木山監督らしい堅守を構築するには充分な質量が揃っている。
<MF>
両WBは目立った補強こそないものの流出もなく、鈴木雄の起用など新たなオプションも。ボランチはアルセウや3ボランチのIHで新境地を開いていた川西が抜けるも、本田拓の加入は大きい。怪我さえなければ攻守両面で別格の存在感を放つだろう。運動量豊富な松岡とのコンビでスタートしそうだが、群馬から加入の若い中村が地位を脅かすようなら、より楽しみは増しそう。
<FW>
大黒、ディエゴ、林らが抜けた一方、愛媛から阪野・瀬沼、山口から中山、東京Vからは南を迎え入れ、既存の若手有望株である鈴木、汰木、永藤らを含めた1トップ2シャドーの争いは激化。阪野が累積等で抜けても瀬沼が1トップに回ることができるのも愛媛時代同様で、大きく質を下げることはない。
<総合>
スペシャルな能力の持ち主こそいないものの、J2上位クラスの実力者が各ポジションに並ぶ層の厚さがあり、非常にバランスの取れた陣容と言える。守備面の良さには信頼が置けるだけに手堅くある程度の勝ち点は積み上げそうで、後はそこにどれだけ得点力を上乗せして、勝点3で終わる試合を増やせるか。PO圏内は現実的な目標であり、スタートダッシュが上手く決まれば、自動昇格圏も視界に入りうる。


長崎
<監督・システム>
高木体制5シーズン目。しかし、陣容は例年通り大幅に入れ替わっており、早期の連携構築は至難の業だろう。
昨季は開幕時の3-4-1-2で結果を出せず、シーズン途中から田中裕(現愛媛)をアンカーに据えた3-1-4-2も併用したが、田中やIHの梶川が退団したこともあってか、NYCなどを観る限り、今季は改めて3-4-2-1で開幕を迎えることになりそう。もちろん、シーズンの状況に応じて柔軟に対処することにはなるだろうが…

<GK>
正GKの大久保が移籍し、広島から増田が加入。西川や林の2番手であまり出場機会に恵まれてこなかっただけに未知数さは否めないが、3バックに慣れており、足下も上手いので、ニーズに合った戦力であることは確か。
<DF>
チョ・ミヌ、リ・ヨンジらの主力クラスが抜けた上、貴重な昨季以前からの戦力である高杉と村上がNYCでは欠場しており、新戦力だらけの最終ラインでは現時点で不安定さを露呈するのはやむを得ない。GKの増田に加え、田代、北谷らビルドアップに定評のある新戦力を獲っているので、ある程度後方から繋いでいく形を目指しているのかもしれないが、ボランチやWBとの連携も不十分で、まだまだの感。
<MF>
WBは岸田やパクの退団はあったものの、右に飯尾、左に古巣復帰となった古部という経験豊富な戦力を迎え入れた。甲府から加入の福田はNYCで3バックの右に入っていたが、本来はこちらのポジション。両サイドをこなせる中村や左利きのルーキー翁長も居て、ひとまず選手層には不安なさそう。
一方気がかりなのがボランチで、古巣復帰の幸野やレンタル延長の宮本、岡山から加入の島田に、現有戦力の前田、養父、碓井らが加わるものの、ここまでの実戦では展開力の面でも守備力の面でも物足りなさが残る出来。開幕までの期間で補強の噂もあるので、順位予想記事ではその成否も見た上で判断したい。
<FW>
昨季チーム最多得点の永井に、2トップの一角としてよく永井を生かしていた長身FWの佐藤、シャドーとしてもIHとしても奮戦した梶川、途中加入でシャドーとして機能していたペク・ソンドンら貴重な戦力が数多く流出。
ただ、代わりに新エースとしてスペインから1トップ候補のファンマを迎え、清水からは澤田も加入。既存の木村、田中輝、畑(昨季は特別指定)らも含めた陣容は決して悪くない。NYCを観て、収められるし、守備もちゃんとやるしでファンマの目処は付いた感があり、得点力アップに向けてキーになるのは寧ろ澤田がどこまでシャドーとして長崎のスタイルにフィットできるかにかかっているのかも。
<総合>
昇格以降の成績は6位→14位→6位→15位。順番で行けば…ということではあり、一昨年なんかも相当入れ替わりが多い中で結果を出していったので、今季もシーズンが進むに連れ、どれだけ良くなっていくかという楽しみはある。
特に去年と比べても、最終ラインに繋げる選手が多く、WBの機動力も高いゆえ、どれだけその部分を伸ばしていけるのか。やっぱりボランチに一枚ドシッと軸になれるような選手が居れば、かなり違ってくるとは思うので、補強の行方に注目したい。
目標はPO圏、ノルマは10位前後を確保…というあたりになってきそうで、もちろん15位以下という想定もしておかなければならないのだけど、危険水域に入ってくればハッキリ割りきった形の戦い方も出来るチーム(指揮官)なので、降格云々という可能性は低いはず。


東京V
<監督・システム>
富樫→ロティーナ
リーガで数多くのクラブを率いてきたロティーナ新監督のもと、3バックに移行。かなりロジカルに戦術を突き詰めてくるタイプの指揮官のようで、合う選手・合わない選手いるかとは思うし、ある程度成熟に時間も要しそうだが、全体的には良い方向に行くんじゃないかという期待感も。基本技術と戦術理解度の高いベテラン選手が増えたのも一つの見どころ。

<GK>
昨季の正GK鈴木に代わり、C大阪から武田を獲得。昨季・一昨季と控えに回る機会が殆どではあったものの、セービング能力の高さに錆はないはず。ただ、戦術的にキックの精度も求められるだけに、その面での要求に応えられるかどうか…控えの柴崎も決してフィードの上手いタイプではなく、上位を伺うにおいては心配材料と言わざるをえない。
<DF>
井林、平ら昨季の主力に目立った流出はなく、その上ビルドアップの能力に長け、中央でのプレーが期待される実力者の永田(前浦和)やレンタル先の町田で成長を遂げた畠中が加わったことで陣容はレベルアップ。G大阪から加入の内田は、本職のボランチ以外に練習試合では展開力の高さを買われ、右CBでも起用されている。
<MF>
WBは右の定位置確保を期待された澤井がアキレス腱断裂の重傷で長期離脱となったのは痛い。
右に安西、左に安在がファーストチョイスで力量にも疑いはないが、両者とも故障を抱えており(開幕には間に合いそう)、両サイドをこなす高木純の存在は貴重ながらも、やや選手層に不安あり。左足のキックを得意とする中野は切り札的存在として起用か。
ボランチは中後と内田のコンビが高い補完関係のもとに攻守のつなぎ役として安定した力量を発揮するだろう。若い井上と大ベテランの橋本が控え、梶川や田村も対応できるので、質量ともに揃っていると言えそう。
<FW>
2シャドーは高木兄弟に梶川、二川、中野らが並ぶ激戦区で、1トップは練習試合でアランとドウグラス(平本も同タイプ)が併用されている形。タイプ的には違う(前者が裏に抜けたがるタイプで、後者は長身のポストプレイヤーという印象)ので、シャドーの役割も含め、相手や試合状況によって使い分けることになるのかなと。
<総合>
ある種古典的とも言えるロティーナ監督の戦術がどれだけ選手に浸透するのか、また浸透したとして、それがどこまでJ2の舞台で通用するシロモノなのか。PO圏というのは決して楽ではない目標ながら、ハマり具合によっては手が届く可能性はあるのかなと見ている。今季の戦いぶりが大いに楽しみなクラブの一つであることは間違いないだろう。
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